江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園は、東京の西側、小金井市の小金井公園内にあります。1993年に江戸東京博物館の分館としてオープンしました。「たてもの園」というだけあって、普通の博物館とは違い、建物そのものが展示されているのが特徴です。園内に移築された歴史的な建造物は、実際に中に入ることもでき、タイムトリップした気分で当時の暮らしを垣間見ることができます。
敷地の広さは、なんと東京ドームの約1.5倍。博物館ほど硬すぎず、街を散歩するような感覚で気軽に楽しめるので、出会って日が浅い時期のデートにもおすすめです。また、テーマパークほど騒がしくなく落ち着いて見ることができるので、大人のデートが楽しめます。なお、建物間の移動は屋外なので、雨の日や肌寒い日は雨具・防寒具を忘れずに持っていきましょう。
園内には、民家から商店、銭湯まで、江戸時代後期以降の様々な建造物が展示されています。中でも、日本史好きの方におすすめなのが「高橋是清邸」です。かの2・26事件の舞台になった、書斎や寝室のある2階部分にも入ることができます。デザインとして見て楽しめるのは、江戸東京たてもの園の目玉でもある「看板建築」の建造物たちでしょう。正面は銅板やタイルが貼られ、あたかも豪華な建物に見えますが、横から見ると質素な木造のままというユニークな造りが特徴です。1923年の関東大震災後に街並みが整理される中で現れました。
建物内では当時の暮らしの様子が再現して展示されています。当時の暮らしを想像しながら、普段のお互いの生活について話してみるのもいいかもしれません。さらに、歴史や文化についてより深く知りたい方は、年に数回開催される企画展に合わせて訪れると良いでしょう。ただし、建物の修繕工事中は見学できない場合があります。工事のスケジュールはHPに掲載されているので、お目当ての建物がある場合はあらかじめチェックしておきましょう。
展示を見るのに疲れたら、園内のお食事処で休憩しましょう。園内には2か所、お食事処があります。和食を食べたい気分のときは、手打ちうどんやお弁当が食べられるたべもの処「蔵」へ。洋食が食べたい気分なら、カフェ「武蔵野茶房」がおすすめです。カフェ「武蔵野茶房」は、明治時代に建てられた洋館「デ・ラランデ邸」が使われています。レトロな雰囲気の邸内で、コーヒーやカレー、デザートなどを楽しむことができます。
また、屋外では四季折々の風景やイベントを楽しむことができます。サクラやアジサイ、モミジ、ヒガンバナなど、園内の各所に季節の草花が植えられ、お花見気分で楽しめます。さらに、年中行事に合わせたイベントや、職人による伝統工芸の実演や学芸員によるミュージアムトークなども開催されています。より深く楽しみたい方は、HPをチェックしてイベントに合わせて行くのもおすすめです。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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