東京都庭園美術館
東京都庭園美術館は東京都港区白金台にある都立の美術館です。昭和8年に朝香宮殿下のお住まいである朝香宮邸として建設された建物を、そのまま利用して美術館として公開しています。戦後には首相や外務大臣の公邸として使われていたり、国の迎賓館としても利用されていた歴史があります。
所蔵されている美術品の展示はほとんどなく、朝香宮邸の内装飾品や家具などが展示品とされている珍しい美術館です。作品の収集も行っていません。企画展示は年に数回開催され、建物を公開するイベントのときには美術館内の写真撮影も許可されています。
美術館の主要な建物の多くはフランス人デザイナーが手掛けていて、1920年代から1930年代にヨーロッパで流行したアール・デコ様式を採用しています。美術館の建物自体が芸術品とも言われる完成度で、展示品と合わせて楽しむことが出来るのは東京都庭園美術館ならではです。
美術館にはゆっくりとデートが出来る庭園もあり、日本庭園や芝生広場、西洋庭園の3つのエリアがあります。四季折々の自然を楽しむことができ、季節ごとに様々な表情を見せてくれます。日本庭園は朝香宮邸時代からある庭園で、茶室や池などがあり、日本の古き良き時代を感じられるスポットです。秋には紅葉が広がり、情緒ある景色になります。芝生広場も朝香宮邸時代から引き継がれているもので、庭園全体が芝生で覆われているのが特徴です。西洋庭園は海外旅行に来たような異国情緒あふれる空間で、春になるとワシントン桜が咲き誇ります。
新館の1階にあるカフェは、自然光が降り注ぐガラス張りの開放的な空間です。庭園を楽しみながら優雅なデートが出来ます。カフェオリジナルのスイーツを楽しむことが出来たり、スペシャルドリンクなども提供されています。カフェで使用されている食器も東京都庭園美術館のオリジナルで、アール・デコ様式をモチーフにした食器で食事が提供されるのも魅力の一つです。
東京都庭園美術館は美術館といっても美術品を鑑賞するのではなく内装や建物などを楽しむ美術館なので、あまり美術品に詳しくなくても大丈夫です。じっくりと室内を見学しながらお互いに感想を言い合ったり、当時の朝香宮邸の人々の生活を想像したりと一味違った美術館デートになります。
また美術館に行かなくても、庭園だけに入ることも可能です。自然に触れながら散歩が出来るので、心穏やかな時間が過ごせます。2人きりでゆっくりと話をしたい、自然の中でデートをしたいときにぴったりです。
東京都庭園美術館は何度かデートをしている関係で、もう少しお互いを理解したいときにおすすめです。会話も周りに迷惑にならないようにとヒソヒソ話になるので、自然とお互いに距離が近くなります。相手ともっと親しくなりたい、心の距離も縮めたいようなときに丁度良いデート場所です。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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