佐倉市立美術館
佐倉市立美術館は佐倉市の中央部に位置する現代と過去が調和するすてきな美術館です。京成佐倉駅からは徒歩でおよそ10分の場所にあり、東京都心からも1時間程度でアクセスできます。佐倉市立美術館のある佐倉市は、江戸時代中期から代々堀田氏が納めてきた地域です。堀田氏は非常に海外からの文化を取り入れることに熱心で、鎖国をしていた時期にもかかわらず、蘭学を積極的に学び「西の長崎、東の佐倉」と呼ばれるほど文化的に栄えました。その名残は市内各地に残っており、旧佐倉順天堂や武家屋敷といった江戸時代から明治時代にかけての文化施設がいくつも存在しています。
佐倉市は「歴史と芸術の街佐倉」として市をアピールしており、佐倉市立美術館もそのうちのひとつとして1994年に開館しました。佐倉市立美術館の建物は千葉県指定有形文化財に指定されている旧川崎銀行佐倉支店を活用しています。館内は4階建てとなっており、1階にはロビーやエントランスホール、ミュージアムショップやカフェがあります。2階と3階が展示室、4階は講演会などが開催されるホールです。展示室には佐倉地域にゆかりの作品だけでなく、江戸時代に多くを学んだオランダに関係する作品も展示されています。
また、3階の展示室は市民ギャラリーとして活用されていて、市民の作品発表の場として愛されているスペースです。佐倉市立美術館では創作活動の普及を目的として、身近な人々の作品を鑑賞してもらうことを奨励しています。プロの作品とは一味違う市民作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
佐倉市立美術館にカップルでデートする場合、まずはエントランスホールをよく見てみましょう。エントランスホールは千葉県指定有形文化財に指定されている旧川崎銀行佐倉出張所をそのまま活かした構造になっており、とても趣があります。エントランスホールを抜けたら美術館本館になるので、1~3階の展示物を鑑賞しましょう。展示物を見て回るときは展示物だけでなく、館内の雰囲気も楽しむとよいです。各フロアはモノトーン調が印象的な吹き抜け階段になっており、射し込んでくる光の美しさにきっと目を奪われることでしょう。
展示物の鑑賞が終わったら、ミュージアムショップやカフェでお買い物や休憩をするのが定番のデートプランになります。カフェのメニューはサンドイッチなどの軽食だけではなく、ランチコースやフルコース料理なども用意されています。クロックムッシュやローストポークサンドのように、ちょっとおしゃれな食事も用意されているのでおすすめです。また、佐倉市立美術館を思いっきり楽しみたいというカップルにおすすめなのが「ミテ・ハナソウ」という鑑賞会です。複数人で対話しながら展示作品を見て回る鑑賞方法で、同じ作品にもかかわらず全く違う見方をする人もいるので参考になるでしょう。ミテ・ハナソウは毎月第四日曜日、または夏休み期間中に実施されています。美術好きなカップルにおすすめなので、参加してみてはいかがでしょうか。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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