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成婚ストーリー

成婚ストーリー

成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第38話

「走る気持ち」

プロフィール

一恵さん(仮名)

美しく、つつましい女性。奥手で男性と話すのが苦手…。

28歳 船橋市在住 趣味はサッカー観戦、ミュージカル鑑賞、読書。看護師。交際経験がなく、周囲に...
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美しく、つつましい女性。奥手で男性と話すのが苦手…。

28歳 船橋市在住 趣味はサッカー観戦、ミュージカル鑑賞、読書。看護師。交際経験がなく、周囲に結婚する友人が増えたのを機に入会。 女優のような美しい顔立ちだが、奥手で交際経験がない。好きという気持ちがわからず、感情を表現するのも苦手。理想のパートナー像が明確でなかったが、恭一に一目惚れして成婚退会へ。紹介数42名。コンタクト数30名。入会から5ヶ月で成婚退会。

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恭一さん(仮名)

端正な顔立ちで、すらりと長身。でも、熱くなりすぎる性分で…。

29歳 千葉市在住 趣味は野球観戦、ジョギング、カラオケ。配管工。交際経験がなく、職場...
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端正な顔立ちで、すらりと長身。でも、熱くなりすぎる性分で…。

29歳 千葉市在住 趣味は野球観戦、ジョギング、カラオケ。配管工。交際経験がなく、職場に出会いがないため入会。 女性を惹きつける魅力的な風貌だが、子どもの頃にいじめを経験したことで人付き合いに苦手意識が。また、熱くなりすぎて周りが見えなくなる傾向も。成婚コンシェルジュのアドバイスをもとに活動するなかで一恵と出会い、恋に落ちる。交際から2ヶ月で成婚。紹介数19名。コンタクト数4名。入会から5ヶ月で成婚退会。

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ストーリー

「走る気持ち」

一方的なコミュニケーションを見直したことで
幸せを手にした男性。
活動を全力で受け止めた成婚コンシェルジュの想いとは。

走る気持ちを抑えて
店舗を訪れた恭一を見て、成婚コンシェルジュの三田はその場が華やかになった印象を受けた。俳優のような顔立ち、身長も高く、髪型や服装も洗練されている。一方で、落ち着かない様子が目をひいた。三田と話すときも緊張した状態が続いている。聞けば、子どもの頃にいじめを経験してから、初対面の人とはリラックスした会話ができないという。寡黙になるのではなく、緊張を隠そうとするあまり一方的な発信になってしまうようだ。相手の様子を伺うことなく、自分の興味関心から次々と質問を重ねてしまうことも。これから出会いを重ねていくなかでケアすべき点だと感じた三田は、気持ちを抑えた会話を意識することを提案した。自分の気持ちを偽る必要はないが、相手の表情や仕草を見ながら、お互いに心地よい場をつくることが大切だとアドバイスしたのだ。
コミュニケーションのレッスン
三田の率直なアドバイスに信頼を寄せた恭一は、細かなことでも電話やメールで三田の見解を確認するようになった。そのやりとりの中でも、相手を気づかう会話を意識しているのが伝わってくる。ときどき気持ちが走り、次々と質問することがあっても、すぐに「あ、いまダメでしたね」と冷静さをとりもどす真摯な姿勢に、三田は全力で応えた。自分との接点で、少しでもコミュニケーションに対する苦手意識をぬぐってほしい、そう思ったのだ。だからこそ電話での会話も、恭一が納得いくまで時間をとるようにした。そうした努力を重ねながら、出会いにも積極的な恭一だったが、最初はなかなか思うようにいかなかった。会話が続かず、交際が進展しないケースが続いていたのだ。しかし、相手を気づかう会話に慣れてくると、交際が進展するケースが増えていった。一つひとつの出会いを大切に、相手に敬意をはらう姿勢が好感度を高めているようだった。
本当に大切なもの
一恵は女優のように美しく、たおやかな女性だった。女子校で学び、職場も女性が多い環境のため男性に慣れておらず、交際経験もないという。奥ゆかしさもあり、自分から言葉を発することが少ない。問われれば返すが、相手のアクションを待つ姿勢が常だった。そんな彼女にふさわしい男性として三田の頭に浮かんだのは、恭一だった。気持ちが走りがちの恭一を優しく受け止める一恵の様子が目に浮かんだのだ。しかし、ひとつ問題があった。恭一は20代と若いため、年収面で一恵が理想とする条件にかなわないのだ。現状、一恵の年収のほうが高い状態である。一恵に確認すると、その点は譲れないという。そこで三田は、恭一を紹介する前に条件に叶う男性を紹介することにした。結果は…条件的には申し分ないが、会話が続かないという。交際が成立し、2度ほどデートするが、会話が続かずに断られてしまうケースが続いたのだ。肩を落とす一恵に三田は訊ねた。「条件も大切ですが、一緒にいて居心地が良いことが何より大切ではないでしょうか?」その言葉にうなずく一恵を見て、三田は迷うことなく恭一を紹介した。
ふたりにとって心地よい状態
出会う女性のすべてに美点を見いだす恭一だったが、一恵は特別だったようだ。出会った瞬間、恋に落ちたのだ。そして一恵も、同じ想いだった。しかし、強く惹かれたぶん、恭一の気持ちが再び走りだした。逆に一恵は、相手を意識するあまり、いっそう受け身になってしまうようだった。そこで三田は恭一に「相手のことを一番に考えて接しましょう。自然に気持ちがセーブできるようになりますよ」とアドバイスした。そして一恵には「恭一さんの気持ちが走りすぎている、自分の本意と違う展開に流されそうだと感じたらすぐにご連絡くださいね。そして、デートを重ねる中で少しずつご自身の気持ちを伝えるチャレンジをしましょう。はじめは、毎日メールを送ることからはじめませんか」と伝えた。いまは恭一が一方的にリードしているが、ふたりにとって本当に心地良い状態を、デートを重ねながら見つけてもらおう、そのためのフォローを細やかに行おうと考えていたのだ。
届いた想い
そうして恭一と一恵はデートを重ねたが、その間も恭一が三田にアドバイスを求める電話が続いていた。しかし、以前とは相談の内容が変わっていることに三田は気がついていた。自分のことより、彼女の気持ちをいちばんに考える気持ちが伝わってくるのだ。一方で一恵の変化も大きかった。デートする場所やお店は、一恵がリクエストすることが多いという。三田はふたりの成婚が近いことを予感した。そんなある日、聞き取りづらい電話が恭一から入った。後ろが賑やかなので訊ねると、一恵とテーマパークでデートをしているという。「そんな最中にどうしたのだろう?」と不思議に思った三田の耳に飛び込んできたのは「ふたりで成婚退会します!」という嬉しい言葉だった。一恵の横顔を見ていたら彼女が求めているものが伝わってきたように感じ、恭一が思わずプロポーズしたというのだ。もちろん答えは「YES」。それは言葉で交わさずとも、相手の気持ちが汲み取れる関係になった証だった。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

一つひとつの出会いに真摯に向き合うことが成婚への近道です。

恭一さんは、人と関係を築くことに苦手意識がありました。いじめを経験した痛みを抱えていたのです。けれど、家庭を持とうと決めてからは一つひとつの出会いと真摯に向き合いました。活動をされている方の中には、婚活は相手を「選ぶ」行為と誤解し、上から目線の言動や行動がマイナスの結果につながってしまうケースがありますが、恭一さんは敬意を持って女性と接し、一つひとつの出会いをかけがえのないものとして大切にされていたのが印象的です。思うようにいかない時期もありましたが、結果として成婚にいたったのは、ご自身のそうしたお気持ちが大きな要因だと感じています。相手を「選ぶ」のではなく、美点を見いだし、誠実に気持ちを傾けることが成婚への一歩です。

成婚コンシェルジュ

三 田 Mita

「会員様が頼りにできるのは担当である自分だけ」という意識で、一人ひとりと真剣に向き合うスタンスに定評がある。

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