お見合いの服装-女性編

清楚といっても就活をするようなリクルートスーツでは、女性らしさに欠けてしまいます。女性らしいシンプルな服装として、ワンピースやシックなスーツが男性からの人気も高いようです。スカート丈は長すぎず、短すぎない膝丈くらいがベストでしょう。トップスは胸元が開いている服装や、肩や腕などの露出が多い服装はあまりふさわしくありません。色気と露出をはき違えてしまっているケースも多々あります。露出が多すぎる服装は軽い印象を与え、誤解を招いてしまう可能性も少なくありません。アクセサリーで女性らしさを演出することも、女性の色気を引き出す一つの方法だと思います。靴やバッグの色をコーディネートすることで、一味違ったお洒落をアピールできるのではないでしょうか。

洋服の色は、白を取り入れることで清潔感が際立ち好印象を与えてくれます。また、パステル系の淡い色には優しい印象があり、女性らしい服装といえるでしょう。一方、黒は何色の服とも合わせ易いため好む女性は多くいますが、お見合いの場には不向きとされている色です。ネイビーの服であれば、アクセサリーの合わせ方でエレガントなファッションへと変化することができます。服装に気を取られ、意外と忘れてしまうのが靴の手入れです。汚れが目立つ靴や踵が擦り減った靴を履いていませんか。足元まで気を配り、自分に合う服装を選ぶことが重要なポイントとなるでしょう。

お見合いで好印象を与える服装は年代によって異なります。年相応の着こなしを心がけ、結婚相談所でのお見合いを成功させましょう。 20代の女性は、花柄のシフォンワンピースのような華やかでいて清潔感を保てるアイテムがおすすめです。ブルー系でクールな印象を与えつつ、フリルでかわいらしさも演出するとよいでしょう。肌寒い場合は、白のカーディガンなどを羽織るとより上品に見えます。また、シンプルなネイビーのフレアスカートなどもおすすめのアイテムです。ベーシックカラーのスカートなら、合わせるトップスのカラーやデザインも選びません。バッグはオーソドックスな黒いエナメルのハンドバッグなどがおすすめです。

30代の女性は、ブラックのボレロカーディガンで落ち着いた雰囲気に仕上げるとよいでしょう。ブラウンのワンピースを合わせ、全体をダークトーンでまとめるとより大人っぽい雰囲気になります。その他、軽やかな印象を与えるピンクベージュのジョーゼットワンピースなどもおすすめです。

40代の女性は、ホワイトのツイードセットアップでかっちりと決めるスタイルがよく似合います。より清楚で上品な印象を与えたい場合は、袖にレースを使ったニットブラウスなどもおすすめのアイテムです。

お見合いでは服装だけでなく身だしなみや持ち物にも配慮が必要です。

基本的な身だしなみとして、髪型が乱れていないか、香水をつけすぎていないかといったことにまず注意してください。髪が短い方は軽くスタイリングし、長い方はふんわり下ろして柔らかい印象にしたり、アップにして清潔な印象にしたりするのがよいでしょう。

アクセサリーは大ぶりなものだと派手に映るため、パールなどの小ぶりなものを首や耳にさりげなく飾ると上品な雰囲気になります。バッグも小ぶりなハンドバッグやショルダーバッグがおすすめです。定番のカラーはブラックやパステルカラーですが、服装に合わせて選ぶとよいでしょう。なお、高級ブランドのバッグはお金がかかる女性という印象を与えるため、お見合いでは避けるのが賢明です。

靴については、高すぎず低すぎない5cm程度のヒールが目安となります。10cmのヒールなどは男性よりも身長が高くなってコンプレックスを感じさせることがあるので注意しましょう。パンプスを履く場合、素足ではなく、必ずブラックまたはベージュのストッキングを履きます。

結婚相談所のお見合いでは、上品で清潔感のある服装が好ましいとされています。20代ではシフォンワンピース、30代ではボレロカーディガンといったように、年齢にふさわしい装いを心がけることも大切です。身だしなみやアクセサリーにも配慮しながら、女性らしさを感じさせる服装で結婚相談所のお見合いを成功させるとよいでしょう。