QOM総研

vol.65

パートナーを求める未婚シニア
恋活・婚活して48.9%が「本気で恋愛したことがある」
〜4割強のシニアが「相手が見つからなくても婚活・恋活を続けたい」「寂しさを紛らわせられた」〜

成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証マザーズ6181、URL:https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、50〜69歳で独身の男性・女性200人に対して「シニア婚活」に関するアンケート調査を実施いたしましたので、その結果を発表いたします。

<調査背景>
パートナーエージェントは先日、「シニア婚活」に関するアンケート調査結果( https://www.p-a.jp/research/report_63.html)を公開しました。その結果、50〜60代の独身男性・女性のうち、「結婚(入籍)相手が欲しい」と10.9%が、「事実婚・同棲相手が欲しい」と5.1%が考えていることが分かりました。

この16.0%を占めるパートナーを求める未婚シニア層は、どのような手段でお相手を探しているのでしょうか。
シニアがどのような感情を抱きながら婚活・恋愛しているのかも、合わせて調査してみました。

シニアの恋活・婚活は「友人から紹介」「SNSで出会い」

Q1.あなたは「結婚(入籍)相手」「事実婚・同棲相手」を探すため、どのような活動をしていますか。(n=200)
※ 必須回答・複数回答可
「結婚(入籍)相手が欲しい」「事実婚・同棲相手が欲しい」と考えている未婚のシニアは、お相手を探すため、どのような活動をしているのでしょうか。
代表的な出会いの手段を選択肢として挙げてみましたが、最も多く選ばれたのは「特に活動していない」(72.0%)でした。
一方で、「友人から紹介してもらっている」(8.5%)といった人脈に頼るやり方や、「インターネットのSNSで出会いを求めている」(8.5%)、「婚活サイトを使って婚活している」(4.5%)といったインターネットを活用するやり方で、出会いの機会を求めているシニアも見受けられました。
グラフ1

「相手に巡り会えず疲れた」(46.5%)
「見つからなくてもこのまま続けたい」(41.9%)

Q2.あなたは「結婚(入籍)相手」「事実婚・同棲相手」を探していて、どのような経験をしたことがありますか。(n=56)
※ 必須回答
婚活に取り組む人たちの中には、婚活で成果が出ずに疲れてしまう「婚活疲れ」や、逆に婚活することで自分がモテるのを楽しんでしまって結婚からは遠のく「婚活中毒」といった状態に陥る人もいるようです。
パートナーを求めて婚活や恋活に取り組んでいるシニアの方たちも、こうした現象を経験しているのでしょうか。

「なかなか相手に巡り会えず疲れてしまったことがある」という回答は46.5%(「非常に当てはまる」「やや当てはまる」の合計。以下、同)。シニアで婚活・恋活している人たちの間でも、「婚活疲れ」を感じている人が多いことが分かります。

一方で、婚活・恋活をすることで「相手が見つからなくても、このまま続けていたいと感じたことがある」(41.9%)、「寂しさを紛らせることができた」(41.8%)といった声が集まった反面、「自分がモテていると感じた」のは20.9%。「婚活中毒」とは、また違った意味で婚活・恋活を楽しみにしている人が多いようです。

また、婚活・恋活して「本気で恋愛したことがある」回答者は48.9%。活動さえすれば、シニアになっても素敵な恋愛を経験できていることが分かります。
グラフ2

「自分の健康」「住み慣れた土地を離れること」などを懸念しながら恋活・婚活するシニア

Q3.「結婚(入籍)相手」「事実婚・同棲相手」を探す上で、どのような点が懸念事項になると思いますか。(n=56)
※ 必須回答
いわゆる結婚適齢期の人たちと比べて、シニアが恋活・婚活するとなると、いろいろと考慮しなくてはいけない 事柄が出てきます。
恋活・婚活する上でどのような事柄が懸念事項になってくるのか、パートナーを探しているシニアに聞いてみました。
最も多くの人が懸念していたのは、「自分の健康面の不安」(57.1%)。「自分の家族からの反対」(17.9%)よりも、「相手の家族からの反対」(32.1%)を懸念する人が多くなりました。
また「どちらかが住み慣れた土地を離れることへの不安」も41.1%が気にしていることが分かりました。
グラフ3
このように、シニアになってから恋活・婚活するには、いろいろと配慮しなくてはならない事柄が増えてくるようですが、恋活・婚活しているシニアの回答者からは「本気で恋愛した」「このまま続けていたい」「寂しさを紛らせることができた」といったポジティブな回答が多く集まりました。
メディアで取り上げられる機会も増えてきたシニアの恋活・婚活。今後ますます広まっていくことになるかもしれません。

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