成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、「社内恋愛の実態」についてアンケート調査を実施いたしました。
<調査背景>
一日を家族より長く過ごすことが多い、職場。長時間一緒に過ごすことが多い上司や同僚と恋愛中、もしくは恋に落ちた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
1970年代頃では、「職場や仕事関係で」といった職縁結婚が主流となり、上司などが仲介役になってくれた時代もありましたが、現代ではそのような風習は敬遠されており、個人的なことはあまり触れられないのが一般的となっております。
そこで、今回は現在社愛恋愛中の未婚者、またこれまでに社内恋愛を経験した20代から40代の未婚・既婚者を対象に、実情について尋ねてみました。
社内恋愛経験あり約4割。経験なし約6割
まず、これまでに社内恋愛の経験があるかどうか質問してみました。すると男女とも、「経験あり」が約4割、「経験なし」が約6割という結果となりました。
社内恋愛経験者、男女とも「交際したが別れた」が、約5割。現在交際中は約1割
続いて、社内恋愛経験者のみに絞り込み、結果について質問してみました。
「交際したが、別れた」が、男性47.7%、女性52.2%と最も多く、続いて「結婚した」が男性30.0%、女性25.5%という回答になりました。
「結婚した」方々含め、他に現在「交際中」、「婚約中」など全体としては、順調な状況もうかがえる結果もでておりますが、破局の経験をされた方が半数を占めることがわかりました。
男性は女性より社内恋愛をオープンにする積極的な人多い傾向
これまでの結果をみると、順調、残念な結果になったなど様々な結果がでておりますが、一方で、社内恋愛中、周囲の同僚にオープンにしていたかどうか質問してみました。
男女とも半数以上の方(男性/52.7%、女性/57.6%)が「内密にしていた」と回答しています。しかし、続いて多い結果が、男性・女性では異なり、男性は「オープンにしていた(27.0%)」、女性は「信頼している人にだけオープンにしていた(22.7%)」と回答しています。
理由を尋ねると、「オープンにしていた」人は、「いずれバレるから」「あえて隠す必要もない」「社内婚が当たり前」という回答に。
一方で、「内密にしていた」人は、「すぐ噂が広まり面倒なことになる」「女性が多く、妬みが多い」「転籍や転勤など立場が不利益になる可能性もある」、「信頼できる人にだけオープンにしていた」人は、「味方が一人でもいることで安心感がある」といった回答が目立ちました。
年代別でみると、年代が若くなるほどオープンにしている人が多く、年代が進むにつれ内密にしている人が多い傾向となりました。
社内恋愛推奨制度、出会いの場や結婚の可能性が高まりそうと前向きな意見あり
以前は、職場の上司や先輩が職場恋愛・結婚を積極的にサポートしてくれる時代もあり、現代は「出会いがない」など様々な理由で結婚したくてもしにくい時代となっています。
そのような中、以前のように職場が社内恋愛を推奨しサポートしてくれる制度ができた場合、どう感じるか質問してみました。
すると、「どちらでもない(男性39.2%/女性44.3%)」と微妙なイメージをもつ回答が目立ちました。続いて、「使いたくない(男性32.5%/女性36.9%)」、「使いたい(男性27.8%/女性18.0%)」と、男性側が女性より積極的な回答が多くなりました。
年代別でみると、20代の半数近い方が「使いたい」との回答が多くなりました。
また、「使いたい」「使いたくない」「どちらでもない」との回答者に、それぞれそう感じた理由を聞いてみたところ、次のような回答が集まりました。
◇使いたい
・部署により、たくさんの人と接する機会が増えそう(女性)
・後ろめいた気持ちがなくなる(男性)
・恋愛の機会を増やす意味では良い(男性)
・上司の後押しがあれば、休みなど堂々と取れそう(女性)
・会社がサポートしてくれるならやりやすい(男性)
・結婚の可能性が高まる(女性)
・職場が明るく、楽しくなりそう(女性)
・堂々と付き合える点が良い(男性)
◇使いたくない
・失敗したときが問題(男性)
・仕事とプライベートは切り離したい(男性)
・意識してしまい、やりずらい(男性)
・周囲に気を遣わせてしまう(女性)
・不便なことが増えそう(女性)
◇どちらでもない
・制度の内容による(男性)
・イメージがわかない(女性)
・個人の問題だと思うので微妙(男性)
・画期的だが、面倒なこともありそう(女性)