QOM総研

vol.36

結婚適齢期の息子・娘が盆に帰省
息子は何歳でも結婚してほしいが、娘は40歳過ぎるとあきらめモードに?
~本人が最もやる気になるのは20代前半。親からの口出し、20代がポイント~

成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(本社:東京都品川区、代表取締役:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、「お盆の過ごし方」に関するアンケート調査を実施いたしましたので、その結果を発表いたします。

<調査背景>
今年のお盆も、多くの人が実家に帰省したことと思います。実家に帰るとなると、結婚適齢期を迎えた未婚の男女にとっては、親からの「そろそろ結婚しないの?」という一言が気になるところ。果たして、このお盆に帰省して、婚活のことが話題になった人は、どれくらいいるのでしょうか。20~49歳で未婚の男性・女性を対象に、気になる点を質問してみました。

「お盆くらいは実家に帰省。該当者は12.5%

親元から離れて働いているが、お盆くらいは実家に帰省して、普段は直接話せない両親とゆっくり話してみる。

今年のお盆にそんなシチュエーションを迎えた人は、一体どれくらいいたのでしょうか。 まず現在の両親との同居・別居状況を尋ねたところ、「同居している」は62.9%、「別居している」は32.7%でした。

親と「別居している」回答者のうち、このお盆に「実家に帰った」人は38.3%。回答者全体で見ると、12.5%が冒頭のシチュエーションに当てはまることになります。

婚活・結婚のこと、男性=年齢問わずに話題、女性=30歳過ぎると徐々に減少

そのようにして抽出した「(お盆に)実家に帰った」回答者は、両親とどんなことを話してきたのでしょうか。その結果が次のグラフです。親としてはわが子の生活が気になるのか、「自分の仕事のこと」(57.4%)、「自分の健康のこと」(36.8%)が話題になったという回答が集まりました。また同じくらい「両親の健康のこと」(48.4%)も気に掛けていることが分かります。

このうち、「自分の婚活のこと」か「自分の結婚のこと」のどちらかが話題になったのは、「実家に帰った」回答者のうち、それぞれ10%程度となっていました。

そうした婚活・結婚のことについては、果たして何歳くらいまで親子の間で話題にされるものなのでしょうか。

性別・年代別に調べてみたところ、男性は年代を問わず話題になっているのに、女性は20代の30.8%がピークで、30代、40代と年齢を重ねるにつれて、あまり触れられなくなっていくことが分かりました。特に40代になると4.7%とほとんど話題にされていません。

親と婚活・結婚のことについて話すと「やる気になる」が半数以上

このように親と婚活・結婚のことを話していると、子供としてはどのような気持ちになるものでしょうか。

お盆に帰省していない回答者も含め、最近、親と婚活・結婚について話した回答者に絞って尋ねてみたところ、半数以上が「やる気になった」(52.0%)ようです。

年代別に見ると、若い年代ほど、親との会話が発奮材料になっているようです。意外なことに、まだそれほど焦る必要がないと思われる20~24歳の回答者が最も「やる気になり、すぐ行動に移そうと思った」と回答しています。 息子・娘に婚活を促したいのなら、できるだけ若いうちに促した方がいいということでしょうか。孫の顔を早くみたい全国のお父さん・お母さん、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

TOP