婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、20~39歳の独身男女300人に対して「恋愛観」に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査背景>
すぐに誰かを好きになる人や、いつでも恋愛していたい人がいる一方で、そうでない人もいます。恋愛には向き不向きがあるものです。
パートナーエージェントが先日公開した「20~30代の独身男女の恋愛観」に関する調査(https://www.p-a.jp/research/report_123.html)では、自分のことを「恋愛が得意」と思っている人はわずか12.9%だということが分かりました。恋愛が得意な人と得意でない人、両者にはどんな違いがあるのでしょうか。今回は「恋愛が得意」な人と「得意でない」人それぞれに、さらに詳しく恋愛事情について聞いてみました。
気になっている人と「気軽にSNSでつながることができない」57.6%
Q.気になっている相手に対して以下のことをすることができますか?(n=300)※必須回答
まずは20~30代の独身男女が、気になっているお相手に対してどのくらいアプローチすることができているのか聞いてみました。
「気軽に話しかけられる」と答えたのは29.0%でした。また、「気軽にSNSでつながれる」のは26.0%だったのに対して、「気軽にSNSでつながることができない」と答えたのは57.6%でした。主なやりとりをSNSで行うことも多い世代ですが、普段から気軽に使っているSNSであっても、気になる相手とつながるまでのハードルは高いようです。
「気軽にSNSでつながれる」かどうか、「恋愛が得意」な人と「得意でない」人で比較してみると、前者は67.9%、後者は17.0%が「気軽にSNSでつながれる」と回答。50.9ポイントもの差が開いていました。
恋愛が得意でない人の5人に1人が「モテたいと思わない」「他人に好かれるのは怖い」
Q.モテたいと思いますか?(n=300)※必須回答
恋愛が得意でも苦手でも、「モテたい」という気持ちはあるのでしょうか。
「恋愛は得意な方だ」と回答した人の94.4%が「モテたい」と思っているようです。
一方、「得意でない」人でも66.0%が「モテたい」と考えていました。ただし、「得意でない」人では21.9%が「あまりモテたいと思わない」(13.0%)、「他人に好かれるのは怖い」(8.9%)と答えました。
「モテたい」と思うかどうかを男女別に比較したグラフがこちらになります。
男性で「モテたい」と答えた人は67.4%、女性は74.7%でした。「モテたい」と思っている人は女性の方が多いようです。
恋愛が得意でない人は「人見知り」「静か」「消極的」な傾向に
Q.恋愛シーンでのあなたはどうですか?(n=300)※必須回答
Q.恋愛のシーン以外でのあなたはどうですか?(n=300)※必須回答
恋愛が得意な人とそうでない人、それぞれ恋愛のシーンではどんな性格なのでしょうか。性格の違いによって恋愛の得意・不得意が分かれるのでしょうか。
「恋愛は得意な方だ」と答えた人の39.6%が「社交的」であり、35.8%が「積極的」と答えています。また、「恋愛は得意でない」人の54.7%が「消極的」で53.8%が「人見知りする」と答えています。
社交的で積極的になれるからこそ、恋愛が得意なのでしょうか。それとも、恋愛が得意だからこそ社交的、積極的になれるのでしょうか。
恋愛のシーン以外での性格、つまり普段はどのような性格なのでしょうか。
「恋愛は得意でない」人の57.1%が「消極的」、47.4%が「人見知りする」という結果になりました。「恋愛は得意でない」人は元から消極的で人見知りする傾向にあるのかもしれません。
恋愛が得意な人、恋愛のシーンでは「社交的」(39.6%)、普段は「消極的」(34.0%)
「恋愛は得意な方だ」と答えた人について、恋愛のシーンでの性格と、普段の性格について比較してみました。
こちらのグラフを見てみると、恋愛のシーンと普段の性格に差があることが分かります。恋愛のシーンでは39.6%が「社交的」であるのに対し、普段の性格では24.5%と15.1ポイント減っています。また、恋愛のシーンでは35.8%が「積極的」ですが、普段の性格においては17.0%と18.8ポイント減っています。普段の性格では「消極的」と答えた人は34.0%でした。
恋愛が得意な人は普段は“陰キャラ”でも、恋愛の場では“陽キャラ”になる努力をしているのかもしれません。
こうしてみて見ると、生まれつき明るく社交的で「恋愛が得意」な人ばかりではないようです。お相手に受け入れてもらえるよう、普段は消極的でも積極的に、あるいはいつもは子どもっぽいのに恋愛相手には大人っぽく見せる。恋愛のシーンにおいては、そんな努力も必要なのかもしれません。