お見合い・デート場所における婚活作法
どんな場所を設定すればいい?
最初のデートは男性からアプローチする場合が多いと思います。もちろん、いいなと思ったら、女性からもどんどん声をかけましょう。
どちらが誘ったにしろ、女性からの強い意見がなければ、はじめのうちは男性がイニシアチブをとったほうが好印象です。
誘ってからどこへ行こうか考えるのではなく、イベントなどの自己紹介や雑談のなかで、相手が喜びそうな場所をリサーチしておきたいものです。
「花火が好きで、毎年あちこちに見にいくんです」
「スカイツリーに早く上ってみたい」
「遠出はしないけど、散歩にはよく行きます」
休日の過ごし方や趣味の話をしながら、ちょっとしたひと言をヒントにしましょう。
ヒントのない場合は「どこか行ってみたいところはないですか」と、思い切って聞いてみましょう。そこでもヒントが出るかもしれません。
ただ、材料があってもなくても、行きあたりばったりは避けましょう。
おすすめデートスポットや話題の場所は、雑誌やネットですぐ調べられます。無難ではありますが、ありきたりでもあります。
おすすめの場所のなかからどこかを選択する場合は、「話題になっているから」というだけではなく、「この水族館の○○はすごいと聞いたので、一度見せたかった」というように、なぜそこに連れて行きたいか、なぜその人といっしょに行きたいかという、特別な理由のあったほうが、デートも円滑に進みます。
わざわざ場所を設定しなくても、いっしょにおいしいものを食べて、ゆっくり話をするだけでも十分です。
どこに行くにしても、「なんとなく」、「適当に」という姿勢ではなく、「どれだけ相手に楽しんでもらえるか」という視点で場所を選ぶことです。
まれに、自分が行きたいところに連れて行く人がいますが、これは問題外。連れて行くのではなく、興味も用事もないところへつきあわせているだけです。
相手は楽しめないどころか、迷惑といっても過言ではありません。まず、次のデートはないと思ってください。
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お茶を飲むなら、うるさすぎず、一人分のスペースの広いところを選びましょう。
一対一で初めて会うわけですから、お互いに緊張します。それなのに、隣のお客さんの会話がうるさかったり、子どもが泣いていたりしては、おちついて話もできません。
単刀直入に言いますが、食事代は男性が払ったほうが、女性には好感をもたれます。
多くの女性たちが「交際を決意できない」という理由の上位を占めるのが、「どこに行っても割り勘だから」という答えです。
婚活中の男女にとって、デートはただの楽しい時間ではなく、相手を知り、自分をアピールし……というように、次につなげられるかどうかの試験のような側面ももっています。
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