成婚ストーリー第97話｜結婚相談所パートナーエージェント【成婚率No.1】

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成婚ストーリー

成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第97話

「可もなく不可もなく、から」

プロフィール

陽菜子さん（仮名）

婚約破談に傷つきながらもリスタート。当初は外見の好みにこだわりがあったが…

35歳　東京都在住。趣味は、ゴルフ、競泳、お菓子作り、国内旅行、ドライブなど...

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35歳　東京都在住。趣味は、ゴルフ、競泳、お菓子作り、国内旅行、ドライブなど。明るく素直で、仕事に誇りを持っている女性。一度、式場まで予約した婚約者と破談になってしまった経験があり、大変傷つきながらも、前向きにお相手を探していた。紹介数171名。コンタクト率26％。入会から3年6ヶ月で成婚退会へ。

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龍馬さん（仮名）

優しくコミュニケーションが上手。長年休んでいたゴルフを始めてみたら…

42歳　東京都在住　趣味は、読書、マンガ、美術館・博物館鑑賞、TOEICの勉強など...

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42歳　東京都在住　趣味は、読書、マンガ、美術館・博物館鑑賞、TOEICの勉強など。人や組織を繋ぐ仕事をしていることもあり、コミュニケーション力に長けた男性。仕事に対する姿勢など真面目でありながら、固すぎず優しい雰囲気も併せ持っている。精神的に自立した女性がタイプ。紹介数41名。コンタクト率60％。入会から4ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「可もなく不可もなく、から」

第一印象では盛り上がらなかったお相手がかけがえのない人へ。成婚コンシェルジュのサポートで本当の気持ちに気づく

いいなと思っても、定期的に会えないと続かない

憧れのホテルでの披露宴も予約してからの婚約破棄…。まさかの事態に傷心の陽菜子だったが、改めて始めることになった婚活を前向きにとらえ、成婚コンシェルジュの多賀名に対しても明るく素直に、なんでも相談してくれていた。多賀名のアドバイスもあって様々なタイプの男性とお見合いをし、いいなと思う人も何人かいた。しかし、定期的に会う機会をつくれないことで、交際が深まらないのが悩みの種だった。

第一印象は、お互いに「可もなく不可もなく」

多賀名が龍馬を紹介したのは、年収面などの条件が陽菜子の希望に合っていたこともあるが、お互いに人が好きで優しい雰囲気が似ていると感じたことも大きかった。共通の趣味はあまりないかもしれないが、一緒にいて居心地がいいことが何より大切と、多賀名は陽菜子を送り出した。
お見合いをした感想は、お互いに「可もなく不可もなく」だった。すごく惹かれることもなければ特別話が盛り上がることもなかったけれど、一度でお断りするほどの理由もない。多賀名は嫌なことがひとつもないというのもいい兆しのひとつだと考え、「それなら、もう一度会ってみましょう」と2人の交際を後押しした。

不思議なほど毎週会える。次第に気持ちが深まる

陽菜子はこれまでの交際相手とはなかなか定期的に会うことができなかったが、不思議なことに龍馬とは2回目も、3回目も間隔を空けずに予定を合わせることができた。そしてこれは、龍馬にとってもこれまでの交際ではなかったことだった。
3回目のデートで、龍馬が「3年ぶりにゴルフの練習を始めた」と話したことが、2人の関係を深める大きなきっかけとなった。3年間全くゴルフに触れていなかったため、趣味と言えるほどではないとプロフィールにも書いていなかったが、何気なく話した近況が陽菜子の興味をひいた。
「私、ゴルフが好きなんですよ。次に会うときは、一緒に練習に行きませんか？」
そんな誘いから話が盛り上がり、翌週には一緒にゴルフ練習へ。気づいたら毎週会うのが当たり前のようになっていった。

こだわりの中に隠された本当の気持ち

2ヶ月の交際期間を経て、2人は真剣交際へ。龍馬は成婚退会も意識し始めていた。多賀名も、2人の様子を見て順調にいきそうだと思っていたが、ある日、陽菜子から驚きの相談を受けた。
「龍馬さんは、いつも私を引っ張ってくれて頼りがいがあるんです。一緒にいて安心するし、居心地がいいと思います。でも…どうしても外見が好みのタイプではないんです…」
陽菜子が条件を重視していることは知っていたが、これまで見た目を重視する発言がなかったため、多賀名は驚きつつも陽菜子の気持ちを聞き出していった。その上で、「どうしてもダメでしたら、今から交際中止にすることもできますよ。ただその場合は、龍馬さんとは二度と会えなくなりますが大丈夫ですか？」と問いかけた。すると、陽菜子はサッと顔色を変え「それは困ります！」と言い切った。毎週当たり前のように会っていた龍馬と二度と会えなくなる。その現実を突きつけられて初めて、陽菜子は自分の本当の気持ちに気づいたのだった。

毎週会えたということが、きっと運命

陽菜子と龍馬が成婚退会してから1年が経った頃、陽菜子から多賀名に電話が入った。
「多賀名さん、おかげさまで龍馬さんと入籍しました！」
龍馬は、披露宴のことも、新居のことも、陽菜子の意見をすごく聞いてくれ、いつでも陽菜子を中心に考えてくれるという。
「多賀名さんは知らないかもしれないですが、龍馬さんってすごく優しいんですよ」
そう惚気る陽菜子の声を聞きながら多賀名は優しく笑い、心の中でこう思った。
（知っていましたよ。すごく優しくて、陽菜子さんのことを一番に思っている人だということを。そして、陽菜子さんも同じように優しい人だということを）
毎週会えたということが運命のめぐり合わせなのか。その運命を2人が逃さずつかんだことが、多賀名は嬉しかった。

成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

ピンと来なかった人も、何度も会ううちに居心地が良くなることも。定期的に会うことが大切

最初にお見合いで会った時には可もなく不可もなくという印象だった方が、何度も定期的に会うことでお気持ちが盛り上がっていくのはよくあることです。そのため、「この方とは絶対に合わない」というときは別ですが、特に嫌なところがなく「あまりピンと来ない」というくらいなら、2回目も会ってみることをお勧めします。また、交際に進むまでは色々な方とお会いしてみることが大切ですが、何人か交際に進まれたら交際中の方とのデートを優先して時間を使うことをお勧めします。いくら交際に進んでいても、デートの間隔が空いてしまうと気持ちが覚めてしまったり、前回話したことを忘れてしまってちぐはぐな対応になってしまうこともあり得ます。できれば週に一度、定期的に会えるのが理想ですが、思うように都合が合わないときのコミュニケーション方法などは、私たち成婚コンシェルジュがアドバイスしますので、ご安心くださいね。