成婚ストーリー
成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集
パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。
第101話
「婚活のPDCA」
プロフィール
真奈さん(仮名)
医師で多忙なうえに恋愛に対しては受け身。居心地の良い相手を短期で見つけたい…
38歳 都内在住。趣味は、食べ歩き、動物園巡り、読書...- 続きを読む +
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医師で多忙なうえに恋愛に対しては受け身。居心地の良い相手を短期で見つけたい…
38歳 都内在住。趣味は、食べ歩き、動物園巡り、読書。開業医の家に生まれ、自身も医師として働いている。これまで仕事に邁進され積極的に出会いを求めてこなかったが、年齢的に焦りを感じ始めた。気持ちが通じ合い一緒にいて居心地の良い相手と、短期で出会える婚活サービスを探して入会。紹介数名177名。コンタクト率2%。入会から9ヵ月で成婚退会へ。閉じる -
大貴さん(仮名)
仕事柄そろそろ落ち着きたいが、婚活をするならプロと一緒にしっかり選びたい…
42歳 都内在住。趣味は東欧やアジア圏などへの海外旅行...- 続きを読む +
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仕事柄そろそろ落ち着きたいが、婚活をするならプロと一緒にしっかり選びたい…
42歳 都内在住。趣味は東欧やアジア圏などへの海外旅行。国家公務員という仕事柄そろそろ落ち着いて子供も授かりたいと思うようになった。婚活を始めるのであれば、社会貢献度への意識も高い聡明な女性と出会うためプロからしっかりアドバイスをもらいたいと考え入会。紹介数394名。コンタクト率11%。入会から4ヵ月で成婚退会へ。閉じる -
ストーリー
勉強熱心で外交的な男性と、清楚で受け身な女性。「短期決戦で結婚相手を見つけたい」というハイクラスな2人をコンシェルジュが自然に成婚に導く
女性心理の理解は“苦手科目”
「婚活を始めるのであれば最短で結果を出したい」「経済的にも精神的にも自立していて、視野を広く持った知的な女性と出会いたい」とゴール設定が明確な大貴は、よりハイクラスな会員が所属する、エグゼクティブコースに入会することを決めた。このコースでは各分野のスペシャリストが婚活をサポートし、ワンランク上の活動ができる。大貴は、「婚活のプロにアドバイスしてもらい、できることは何でもしたいし、幅広く探して最も自分に合う人を見つけたい」と最初から真剣度が高かった。
成婚コンシェルジュの村上はこの10年ほど、関東のさまざまなエリアでアドバイスの経験を積んできた。これまでの成婚者数は200人を超え、現在の店舗では責任者を務めている。今まで社会的な地位が高く高収入の会員の方を担当することも多かったが、なかには自身のプライドもあり、素直にアドバイスを受け入れるのに時間がかかる方もいた。だが大貴はプロの意見を聞こうと謙虚で、アドバイスもすべて受け入れた。村上はまず彼がどのような戦い方をすべきかを示し、ライバルは大貴よりも若い世代のエリート男性であることを伝えた。
大貴はもともと清潔感があり服の着こなしも問題なかったが、ファッションカウンセリングサービスでのプロのスタイリストのわずかな助言により、その着こなしはほぼ完璧になった。すらっとした高身長で見た目のさわやかさも人気だったため、通常の4倍ほど女性会員から交際の申し込みがあった。
だが、いざお見合いを進めると、最初の1ヵ月は相手の女性から交際を断られることが続いた。
“100点の正解”に近づくために
例えばお見合いの場所をどこにするかは女性にとって大事なポイントになる。高所得層の女性と約束するのであればと、コンシェルジュの村上はホテルのラウンジで会うよう大貴にアドバイスした。そして相手に良い印象を持ったら毎週会うこともすすめた。
大貴は徐々にアドバイスを自分のものにして“正解”に近づいていった。通常の会員とは違いコンシェルジュとの面談は毎月あるが、月に20名もの女性と会い積極的に動いていたため、その結果をもとにフィードバックができて短期間で密度の濃い活動ができた。
入会して2ヵ月目ごろからは、会った女性の全員からまた会いたいという反応が返ってくるようになった。
「100点を取るにはどうしたらよいのか」と大貴は女性と会うたびに学習し、行動を変え、理解を深めていった。もちろん、お見合いの進め方や女性への接し方に正解などないが、徐々に相手のことを思って行動できるようになった。成果が出始めると自信がつき、そこからはどの女性が自分に合うのか落ち着いて考えることができた。
知的な会話に惹かれた性格が真逆な2人
入会後5ヵ月ほどは、理想の男性像に合う人が見つからず悩む時期が続いたが、6ヵ月目で大貴と出会い、これまでの理想像が覆った。穏やかさとは対極ともいえる、はつらつとしたエネルギッシュな大貴に心惹かれ、それ以降は一途に想い続けた。思っていること、考えていることをうまく伝えられず困ることもあったが、コンシェルジュからのサポートで気持ちを少しずつ言葉にできるようになっていった。
大貴が真奈に興味をもったきっかけの一つは、プロフィールに書かれた医師という職業だったが、好きな書籍の話から仕事の話まで知的レベルが合い、会話が弾んであっという間に時間が過ぎた。やわらかな優しい雰囲気をまとい、育ちや品の良さも印象に残った。
結婚への二つの迷い
しかし5、6回ほど交際を重ねたころ、大貴は二つ引っ掛かることがあると村上に打ち明けた。
一つは38歳という真奈の年齢だった。大貴は子どもを授かりたいという気持ちが強く、20代との結婚も検討したことがある。村上は「真奈さんご自身がお医者様ですので詳しいと思いますが、今は30代後半でもお子さんを授かることは不可能ではないですよ。それに大貴さんには話が合って感情的にならない女性であるということが重要なポイントではないですか?」と告げた。
背伸びしないデート
気づかないうちに背伸びをし過ぎてしまった2人だが、無理をせず素の自分を出せるデートが結婚への鍵となった。交際4ヵ月で結婚の報告に来た2人は、恥ずかしそうにしながら「今とても幸せです」と口をそろえた。
大貴にとっては400人ほどの女性のなかから選んだたった一人の女性。隣で緊張した面持ちの真奈の椅子をさっと引いて上着を代わりに持ち、「100点」のエスコートをした。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス
弱点に向き合い改善しようとする姿勢が成婚退会の近道です。
真奈さんと大貴さんは性格が真逆に見えるようなカップルで、決して似た者同士というわけではありませんでした。それでも結婚の報告のとき2人が話す様子を見て、価値観がぴったりと合っているとあらためて感じ、また大貴さんが真奈さんに寄り添ったからこそうまくいったのだと実感しました。
2人とも心根が素直で熱心、自身の苦手なことを把握して改善しようとすることができたので、早い段階で成婚につながりました。ビジネスの世界のように婚活でもPDCAをきちんとまわすことが必要です。私たちコンシェルジュにお任せいただき、弱点や改善できる点に向き合い積極的に吸収する姿勢が、納得する結果を得られる近道になるでしょう。
成婚コンシェルジュ
村上 Murakami
どちらかが無理をしたり、私たちが間に入ってアドバイスしすぎたりするとカップルは長く続きません。自然にお互いがひかれ合い、2人が納得して成婚退会できるよう、お膳立てしながらあくまで黒子としてサポートすることを心掛けています。