お出かけスポット成婚コンシェルジュ
- 神楽坂 -
石畳を踏みしめながら
静かに大人のデートを。
神楽坂に対して、誰しもがしっとりとした、風情ある大人の街というイメージを持っていることでしょう。ただしそれ以上の印象を問うと、人によって受け取り方がそれぞれに異なります。それはメインストリートの神楽坂通りから入った小道の雰囲気が様々だから。古式ゆかしい料亭街があるかと思いきや、気鋭のシェフが腕をふるうフレンチやイタリアンレストランが並ぶ、懐の広さが神楽坂の魅力でもあります。今回は、見る人によって姿を変える神楽坂で、大人のデートを楽しみましょう。
- 神楽坂駅・牛込神楽坂駅・飯田橋駅までのアクセス
- 電車(神楽坂駅まで)
高田馬場駅から 東京メトロ東西線で5分 - 電車(牛込神楽坂駅まで)
新宿西口駅から 都営大江戸線で9分 - 電車(飯田橋駅まで)
新宿駅から JR中央・総武線で12分
周辺のおすすめスポット01 【兵庫横町】佇むだけで、しっとりとした気分が味わえる

神楽坂のイメージを問われ、多くの人が思い浮かべるのが石畳に立ち並ぶ料亭街ではないでしょうか。TVや雑誌で数多く取り上げられてきた石畳の通りは、兵庫横町と呼ばれ、古き良き日本の雰囲気を残しています。小径となった今では想像もつきませんが、そもそもこの通りは鎌倉時代から交通の要所として、兵士が行き交った重要な道だったそう。
そんな時代を経て、趣ある通りへと変化。色街ならではのあでやかな風情を色濃く残す兵庫横町は、数多くの文人や名士が密かに通う由緒ある旅館や店が数多く建ち並びます。中でも数多くの作家が代表作を書き上げたという旅館の『和可菜』は、情緒ある佇まいが一際目を引きます。通りからその佇まいを眺めるだけでも、贅沢な気分に浸れることでしょう。
周辺のおすすめスポット02 【毘沙門天】すべての人に愛される朱色の鳥居

神楽坂を代表するスポットといえば、毘沙門天善國寺。神楽坂通りを2/3ほど上ったところで、目に映り込んでくる朱色の鳥居が印象的なお寺です。神楽坂を代表するスポットなだけあり、ひっきりなしに鳥居をくぐる人の姿に観光客はもとより、親しみを込めて“毘沙門さま”と呼ぶ地元の人にも愛されているのがよくわかります。
そもそも善國寺は麹町にあったお寺で、火事により、約220年前に神楽坂へ移転。寺とともに麹町周辺にあった店も神楽坂へ移ったことで、現在のような色街を形成していたんだとか。現在もなお、多くの人を魅了する神楽坂の街並みが、この鮮やかな鳥居を持つ寺が発信源であることを思うと、感慨深い気持ちがわき起こります。
お堀に面したデッキスペースで心地よいひと時を
神楽坂をひととおり散策したら、飯田橋駅や神楽坂下の交差点のほど近くにある『カナル カフェ』でほっと一息。広い店内は、レストランサイドとカフェ&バーサイドがありますが、晴天ならば、カフェ&バーサイドのデッキスペースに座って。お堀に面したオープンエアなスペースで、都心ではなかなか味わうことのできない開放感を感じることができ、ナポリ風釜焼きピッツァ(¥1,500~)や日替わりフレーバーティ(¥500)も、よりおいしく感じられるはず。