セックス後の気になる腹痛の原因と対処法について
女性の中にはセックス後の気になる腹痛で悩んでいる方がいます。せっかく大好きな彼と幸せな時間を過ごしたのに腹痛になってしまうと、どうしても不安な気持ちになってしまいますよね。
ではなぜセックスをすると腹痛の症状が現れるのでしょうか?
考えられる原因としては「腸が刺激されたことによる影響」「子宮内膜症」「卵巣出血」「性病感染の恐れ」「子宮外妊娠」の5つが挙げられます。
それぞれの内容についてご紹介してゆくので、それぞれの原因に対してどのように行動すれば良いのかを確認しましょう。
目次
原因1 | 腸が刺激されたことによる影響
まず考えられる一つ目の原因は、セックスにより腸が刺激されたことによる影響です。腸は膣の近くにある為、膣にペニスを挿入して動かすとダイレクトに強い刺激を受けてしまいます。腸が刺激されるとそれが原因となって腹痛が起きたり、下痢になってしまうことがあるのです。
生理現象のため心配は無い
腸が刺激されたことによる腹痛は、いわば生理現象の一つと言えます。この場合における腹痛は病気ではないので安心して下さい。
原因2 | 子宮内膜症
考えられる二つ目の原因は、子宮内膜症の発症による影響です。子宮内膜症とは子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が、 卵巣・直腸・膣などの子宮以外の場所にできる病気のことを指します。
通常の場合、子宮内膜は子宮内腔から出血とともにはがれ落ちて、子宮口から膣を通って体外へ排出されます。女性にとって月に一度あるこの現象を整理と言います。
しかし通常の子宮内膜なら剥がれ落ちると体外に排出されますが、子宮以外の場所にできた子宮内膜は、体外に排出することができずに血液が体内に溜まってしまいます。その結果体にさまざまな悪影響を及ぼし、腹痛や下痢、腰痛、月経痛などの症状がみられるのです。
不妊症の原因にもなる恐れがあるので受診を
子宮内膜症は腹痛は原因だけでなく、不妊症の原因になってしまうことがあります。腹痛や下痢などの疑わしい症状がある場合は、素早く婦人科を受診することをおすすめします。
原因3 | 卵巣出血
考えられる三つ目の原因は、卵巣出血による影響です。卵巣出血とは排卵によってできる卵巣の傷から出血する状態を指します。黄体という組織から出血することが多いので、別名黄体出血とよばれることもあります。通常であれば、排卵時に卵巣の表層の部分が小さく破れるだけでほとんど出血しません。
稀に強い刺激を受けた性交後に出血してしまうことがあり、血液が腹腔内に流れ込んでしまうと腹膜を刺激するため、急激なお腹の痛みが起こります。そのとき出血量が多い場合には、ショック症状や貧血も起きる場合があります。
止血の必要があるので受診を
殆どの場合は腹腔内に出血しても体内で自然に止血され血液は吸収される為、1週間程度安静にしていれば治まります。しかし中には出血が全く治まらないこともあり、このケースでは輸血が必要になったり、手術をしなければならない場合もあるのです。
つまり、もしも腹痛の原因が「卵巣出血」と診断された場合には「止血されているのかどうか」が重要なポイントとなります。お腹の痛みが治まったからといって自己判断しないよう、まずは婦人科を受診するようにして下さい。
原因4 | 性病感染の恐れ
考えられる四つ目の原因は、セックス後の腹痛を引き起こす原因にクラミジアや淋病などの性病があげられます。クラミジアに感染すると子宮頸管炎や卵管炎を起こしたり、 お腹の中にまで病原体が侵入してしまい炎症を起こしたりする恐れがあり、その影響でセックスをした後に腹痛が生じることがあるのです。
同じく淋病に感染しても子宮頸管炎などを引き起こす恐れがあり、 セックスにより強い刺激を受けると腹痛を生じることがあります。
2人とも検査・治療を受けること
性病の感染が疑われる場合、女性であれば婦人科に、男性であれば泌尿器科を受診するようにしましょう。一方だけが治療し完治したとしても、もう一方が未治療であればまた感染してしまう恐れがあります。
原因5 | 子宮外妊娠(異所性妊娠)
考えられる五つ目の原因は、子宮外妊娠による影響です。子宮外妊娠とは、受精卵が子宮の内膜以外の場所に着床した状態のことを指します。過去もしくは現在にクラミジアという性感染症に感染したことのある人や、不妊治療によって頻度が増加すると言われています。
子宮外妊娠となってしまった場合、お腹のなかで多量の出血がともない、重篤な状態を引き起こす可能性も考えられます。また発見や対応が遅れてしまうと、命にもかかわる病気なので必ず医師の治療が必要となります。
そのため症状の有無に関わらず妊娠検査で陽性となった場合には、妊娠5~6週に産婦人科を受診し正常妊娠であるかをきちんと確認してもらうことが重要となるのです。
必ず医師の治療が必要となる
子宮外妊娠の場合、治療は手術が必要となるケースが多いでしょう。以前は開腹手術がほとんどでしたが、現在では腹腔鏡下手術で行われることが主流となっているようです。
ただしお腹のなかで多量の出血をともなっている場合や、施設の設備によっては開腹手術が優先されることもあるそうです。また現在の医療では手術ではなく、化学療法を行う症例もあるそうです。
子宮外妊娠の場合、治療についてはきちんと検査や診断を受けたうえで、今後の妊娠希望の有無なども踏まえ医師と十分に相談することが大切です。
またパートナーへの報告や相談はしっかりと行うようにしましょう。
気になったら早めの受診を!
ここまで紹介したようにセックスの直後の腹痛の原因には、5つの可能性が考えられます。「生理現象なので心配いらない」という場合もありますが、腹痛が起こってから長時間休んでも楽になるどころか、少しずつ痛みが強くなることもあります。
上記でご紹介した通り何らかの病気である可能性もあるので、自己判断はせず症状が出ている場合は早めに婦人科を受診することをおすすめします。
最近では自宅で簡単に性病を検査できるキットが薬局で販売されているので、どうしても「病院に行く時間が無い…」という方は一度検査してみると良いでしょう。
また診断結果によってパートナーとの話し合いや、場合によっては医療機関への受診が必要となるケースもあります。「結婚をしている訳じゃないから報告しづらい…」と思う女性の方は多いと思いますが、こういった時こそお互い協力し合うことが大切です。
もしかしたら彼の優さや包容力を感じ、より関係性が良好になるかもしれません!なるべく一人で抱え過ぎないようにして下さいね。
セックスを惜しみなく楽しむためのボディケア
セックス後の腹痛以外にも、何らかの理由で「思い切りセックスを楽しめない」と感じている人は少なくありません。
その理由として大きいのが「自分の体に自信がないから、見られるのが恥ずかしい」というもの。
ボディラインはもちろんですが、摩擦などによる黒ずみが気になって、少しでも明るいと気持ちが恥ずかしいほうに向いてしまうようです。
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