男性が女性に花を贈りたくなるタイミングとは?
先日、東京駅から山手線に乗るためにホームに並んでいたところ、
目の前の男性が鉢植えのラベンダーが入った半透明のビニール袋を提げていました。
気になって彼の左手を確認すると(私は常に、男女関わらず、左手薬指をチェックしてしまいます!)、
そこにリングの形跡はなし!ということは、彼は独身なのでしょうか。誰のためのお花なのかな、と思いを巡らせます。
母親?彼女?指輪こそしていないけど、既婚者で、お花を贈る相手は奥様?・・・または、自分の部屋に飾るため?
「男性が花を持つ姿、いいなぁ」と、21時過ぎの混雑した電車でちょっとほっこりしました。
目次
海外では、当たり前のように花を贈る
20代前半の頃、海外に旅行に行ったときに、カフェに花売りの女性が入ってきて、カップルで座っている男性に向かって花を売っていました。
男性は慣れているのでしょう、ポケットから小銭を出して花を買い、女性に渡します。
なんだかキザだけど、でもカッコよくて十何年経過した今でも鮮明にそのシーンを思い出すことができます。
日本ではなかなか見かけない光景ですよね。そもそも、花を売る人に会うことは少ない。
日本の男性は、どんな時に積極的に女性に花を贈りたいと思うのでしょうか。
贈りたい、けれどちょっと恥ずかしい
一般的には、「彼女の喜ぶ顔が見たい」と感じたときに花を贈りたくなるそうです。
好きな女性が喜ぶことをしたい、と恋する男性ならそう思うのは当然ですよね。
「女性は花が好き」という古典的な考え(でも、実際に多くの女性は花が好きです)と同じくらい、
「男性が花を買うのは恥ずかしい」という思い込みがあるようです。
以前に、とあるお花屋さんが、大きな花束ではなく、小さなブーケを作ったところ、非常に男性に好評だったとのこと。
これは、「小さなブーケなら紙袋にすっぽりと入り、花束を持っているようには見えないから」という理由だそうです。
好きな女性に花を贈りたい!きっと喜んでもらえるから、と思うものの気恥ずかしさがあるのも正直なところなのでしょうね。
記念日、誕生日、特別な日にはやはり花を贈りたい
想像してみてください。「結婚してください」とプロポーズされる際に、さっと花束を渡され、スマートに指輪をはめられたら、どんな気持ちになりますか。
指輪だけ、よりもぐっと感動は増すのではないでしょうか。その花束の色や形が目に焼き付くのではないでしょうか。
そして、一方でそこまでしてくれる男性の気持ちも想像してみてください。
男性から女性へ花を贈る習慣がない日本で、そんな行動をするにはかなりの勇気がいると思いませんか。
男性は、特別な時にはそうして恥ずかしさも脇に置いて女性に花を贈るものなのです。
そんな風に、ここぞという時に「あなたが喜ぶだろうから」という理由だけで、花を贈ってくれる男性に巡り会いたいものですね。
知り合いの女性が結婚した相手は、海外生まれ&育ちの純日本人。外見は日本人ですが、中身はアメリカン!
付き合ってすぐの頃、待ち合わせの度に赤いバラの花を1本持ってやってきていたそうです。
「素敵だけど、ちょっと恥ずかしい」とのことでしたが、とってもうらやましいエピソードですよね。
こんな感じで日本でももっと気軽に男性が花を贈れるようになるといいなぁ、と思っています。