【オシャレ男になる着こなし術】 彼女が2度惚れする、デートで着こなす革ジャン
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デートでは、いつもと違うあなたを見せませんか。羽織るだけでサマになる革ジャンは危険な香りがして、いつもの通勤着からぐっとイメージが変わる、ギャップ萌えアイテムです。デートの時に着て現れたら、女性はドキドキしてしまいます。
ファッションに自信のないあなたでも、大丈夫。 ニューヨークでファッション取材を積み重ねた筆者が、ニューヨーカーの着こなしをお手本に、あなたをオシャレ男に仕上げます!
目次
ニューヨーカーが着こなす革ジャン
(Photo by Hideyuki Tatebayashi All Rights Reserved. )
ニューヨークでトレンドの革ジャンは、男女共ライダース・ジャケット。デザイン性が高いので、着こなしはあっさりと。グレイのニットに、裾を少しロールアップしたパッチワーク・デニム。引き続き流行中のパッチワーク・デニムは、きれいめに履きこなすのがコツ。こんなさりげない着こなしなら、真似しやすいかもしれませんね。
(Photo by Hideyuki Tatebayashi All Rights Reserved. )
ウエストベルト付きのライダース・ジャケットを、黒で統一した着こなし。足元でバランスを取れるよう、ドクター・マーチンのブーツで。上記写真は前を閉めない、リラックスしたスタイル。ベルトを締めると、また雰囲気が変わります。
(Photo by Hideyuki Tatebayashi All Rights Reserved. )
ニューヨーカーは男女共革ジャンが大好きで、夏頃まで着ています。1年の半分は冬、5月頃でも冬並みに気温が下がるニューヨークでは、風を通さない革ジャンは必須アイテム。春や初夏は季節感を出すために、ロールアップしたジーンズに、足元はスニーカーで。スニーカーを履く際は、必ずくるぶしが見えるスニーカー・ソックスで。バレエダンサーの彼が着ている革ジャンは、ZARAのもの。
(Photo by Sara Aoyama All Rights Reserved. )
インナーにおしゃれなシャツを着ると、ファッション性の高い着こなしになります。シングルの革ジャンは、上記写真3枚に比べると、気負わずに着こなしやすいアイテム。外ポケットが高い位置にあるので、足長効果もありますよ。
革ジャン選びのポイント
バイク乗りが革ジャンを着用するのは、風を通さないから。夏以外の春秋冬は着られる、使い回しのきくアイテムです。だからこそ、しっかりと選びたいですね。
<色選び>
はじめの1枚であれば、着こなしやすい「ブラック」がオススメ。視覚の引き締め効果もあります。すでに革ジャンを持っているあなたは、ブラックより柔らかい印象の「ブラウン」や「グレイ」も素敵です。
<サイズ選び>
まず、着丈は腰くらいの長さを。上記のニューヨーカーの着こなしを参考にしてみてください。また、革ジャンは着ていくうちに革が伸びるので、大きいサイズを買わないほうが良いでしょう。
そして、【オシャレ男になる着こなし術】大人の風格、一生モノの冬コートで勝負するでご紹介したように、コートやジャケットは、肩で着こなします。「肩幅が合ったもの」を選ぶこと。肩が落ちるもの、腕が十分に動かせない肩の丸みが見えるものは合っていません。
<革選び>
基本は牛革で、経年を経て、伸びて身体に馴染みますが、はじめは厚みがあり固くて重め。馬革はハリがあって、伸びません。柔らかいのは山羊革、羊革など。好みで選びましょう。ただしあなたがバイク乗りでなく、カジュアルとして着る場合、革の厚みがありゴツくて動きにくい革ジャンは向かないでしょう。
手入れをすれば革ジャンに味がでる
湿気の多い日本では、革製品はカビやすいということもあり、こまめな手入れが必要です。きちんと手入れをすれば丈夫な革ジャンはさらに長持ちし、着れば着るほど革自体に味がでてきます。
<お手入れ方法>
●外出から帰ったら、汗や湿気など水分を飛ばすため陰干し
●専用ブラシで軽くブラッシング、乾いた柔らかい布で乾拭き
●雨や水分をこぼして濡れた革に、日光や温風は当てないこと(革が劣化)
●太めのハンガーにかける(型崩れを防ぐ)
●保管時ビニールカバーはNG(通気性のある不織布カバーを)、1-2ヶ月に1度はクローゼットから出して、風に当てること
●専用クリームを使って革の手入れを(革にツヤを取り戻す)
素手でクリームを塗って手入れをしている本革好きによると、クリームは石油系ではなく、自然系のワックスを塗るのを勧めるとか。自然系のものだと手荒れしないのが、嬉しいですね。また、革が柔らかくなるので野球用のグローブのワックスを使うという人もいました。(ご参考までに。自己責任で行ってください。)
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そのほかに、お手入れの際に忘れてはならないのが素材の確認です。本革であれば牛革・羊革・鹿革・馬革など、革の種類が違えばお手入れ方法や使う道具も変わります。また、天然革(本革)以外の合成皮革や人工皮革も手入れの仕方が違うので、素材にあった手入れをするようにしましょう。
ファッションも人生も冒険
ファッションも人生も、遊び心や冒険心が必要です。いつもは保守的なファッションのあなたも、イメチェンをしてみましょう。自分の枠が外れたら、また違ったものの見え方ができるかもしれません。変化していくあなたに、彼女が2度惚れしますよ。