結婚するときの歳の差はどれくらいが一般的?歳の差結婚を成功させる3個のコツを紹介!
結婚するときの歳の差はどれくらいが一般的?と疑問に思いませんか。歳の差カップルとしては、結婚の歳の差は気になるところです。しかし、結論として今の時代では年齢差はあまり気にしなくても大丈夫です。理由としては、歳の差があっても幸せな家庭を築いている夫婦はたくさんいるから。
当記事では、結婚するときの歳の差についてまとめました。また、歳の差カップルが結婚するメリット・デメリットや、歳の差結婚を成功させるコツについても紹介しています。ぜひ、歳の差結婚を考える際のヒントにしてみてください。
目次
結婚するときの歳の差はどれくらい?データで解説
結婚するときの歳の差はどれくらいが一般的なの?という疑問にまずはお答えしていきましょう。結論として、1歳差が最も多く、歳の差結婚は比較的数が少ないということは事実です。ただし、それが結婚生活が上手く進められないことにはならないので、安心してください。
本章では下記の内容について解説します。
- ・1歳差が最も多い
- ・男性が年上のほうが割合としては多い
- ・7歳以上歳の差がある夫婦も10%以上いる
1歳差が最も多い
1歳差の夫婦が最も多いというデータがあります。厚生労働省の『人口動態調査』で、夫が1歳年上・妻が1歳年上の夫婦を合計すると全体の約24%でした。また、夫婦同年齢が全体の22.4%でしたので、同年齢〜1歳差で全体の約半数を占めるということになります。
つまり、年齢差が1歳以内の夫婦が全体の半分ほどということから、歳の差が少ない夫婦のほうが多い傾向にあるのです。とはいえ、2歳以上差の夫婦というくくりでまとめると全体の50%以上の割合を占めるため、歳の差夫婦が少ないわけではありません。
男性が年上のほうが割合としては多い
統計上は男性が年上の夫婦が割合としては多いです。世の中の認識としても男性が年上の夫婦・カップルのほうがなんとなく多いイメージがありますよね。とはいえあくまでイメージでしかないため、女性が年上だとしても何の問題もありません。
女性が年上の夫婦も全体の24%ほどですので、4組に1組はいる計算です。決して少ない数字ではないと思います。女性が年上で結婚してもいいんだろうか…と不安に思う必要は全くないのでご安心ください。
7歳以上歳の差がある夫婦も10%以上いる
ここまで同年齢や1歳差の夫婦が多いことに言及してきましたが、実は年齢差が7歳以上の夫婦もデータでは10%以上いることがわかっています。つまり、10組に1組は7歳以上年が離れている夫婦がいるということ。
年齢差が10歳あったり、一回り以上の差があってももはや世の中が気にすることは少ないでしょう。好きな人、一緒にいたい人と結婚するだけで、年齢などは気にしなくていい時代といえますね。
歳の差結婚のメリット
歳の差結婚をしている夫婦が意外と多いことがわかりました。ここからは歳の差結婚のメリット・デメリットを解説していきましょう。まずはメリットからです。
歳の差結婚のメリット
- ・喧嘩しにくい
- ・パートナーが頼りになる
- ・違いを楽しめる
歳の差結婚には良いこともたくさんあります。その一例ですが、上記を説明していきましょう。
メリット①:喧嘩しにくい
喧嘩しにくいというメリットがまず挙げられます。理由としてはお互いがお互いを尊重しやすいからです。
年齢が離れているということは、片方が人生の先輩だということ。もちろん年齢が高いから落ち着いているとは限りません。しかし、人生経験が豊富なほうがパートナーに余裕を持った対応ができることは多いです。
年齢が離れていることで、衝突をする回数や頻度を下げられるというメリットが挙げられます。
メリット②:パートナーが頼りになる
また、パートナーが互いに頼りになるというメリットもあります。年齢が高い方は経験豊富で問題対処が得意な場合が多いですし、年齢が低い方は体力やバイタリティに溢れている場合が多いです。
お互いの足りない部分を補い合える関係という意味合いで、パートナーを頼れるというメリットが歳の差結婚にはあります。
メリット③:違いを楽しめる
2人の違いを楽しめるというメリットもあります。同世代の夫婦だと話す内容や感性が近いメリットがある反面、違いが少なく新鮮味に欠けるデメリットもあるのです。しかし、2人に年齢差があると、互いの違いを新鮮に感じられます。
結婚生活を送る上で、相手の考えや経験、感性を知る度に新しい発見ができるとなると、嬉しいと感じる場合が多いでしょう。
歳の差結婚のデメリット
一方、メリットもあればデメリットもあります。下記3つのデメリットには注意して結婚したほうがいいでしょう。
歳の差結婚のデメリット
- ・デメリット①:ジェネレーションギャップがある
- ・デメリット②:将来の心配がある
- ・デメリット③:対等な関係が難しい場合がある
デメリット①:ジェネレーションギャップがある
「違い」としてメリットで紹介した部分は、見方・捉え方によってはデメリットになり得ます。考えていることが違う、感じ方が違うことを負担やストレスに感じるのであれば、歳の差結婚での生活はキツイものになる場合があるでしょう。
基本的に、ジェネレーションギャップは絶対に生じるものです。ギャップとどう向き合うかが歳の差結婚を成功させるコツです。年齢差を受け入れて、相手を尊重することが大切といえます。
デメリット②:将来の心配がある
また、歳の差結婚は将来の不安や心配が付きまといます。片方が要介護になったり、先だったりすることを考えておかないといけません。その場合にどう動くのかを早い段階から意識することが必要です。
将来の不安や心配をラブラブなときに考えたくないかもしれませんが、いつかやってくることです。準備をきちんとして、安心して未来を迎えられるようにしておきましょう。
デメリット③:対等な関係が難しい場合がある
対等な関係が難しい場合もあります。年齢が高いほうが主導権を持つことが多い歳の差結婚では、どうしても上下や主従といった関係になりがち。その関係を受け入れて、2人でバランスを取れるなら問題ありません。
しかし、我慢をして上記の関係を続けるのはおすすめできない状態です。結婚生活は一生続く前提のものです。なるべく、ストレスを抱えないように、話し合いをして互いの妥協点や落とし所を探していきましょう。
歳の差結婚を成功させる3個のコツ
歳の差結婚を成功させる3つのコツを紹介します。歳の差結婚は、同世代の結婚と少し違った性質を持ちますので、特有の対処が必要になるのです。
歳の差結婚を成功させる3つのコツ
- ・将来の話をしっかりする
- ・対話を怠らない
- ・お金の不安は先に解消しておく
上記について一つずつ解説していきます。
コツ①:将来の話をしっかりする
デメリットでもお話ししましたが、将来の話をしっかりしておきましょう。子どもの話はもちろん、病気や怪我をしたときの話や介護、亡くなったときの話も必要です。
早いと思うかもしれませんが、できるときに話し合い、認識や対処をすり合わせていったほうが問題が起きにくいといえます。将来の話を楽しく、真面目に話し合う関係を作れたら歳の差結婚も成功しやすいですよ。
コツ②:対話を怠らない
話すことを怠らないようにしましょう。歳の差があるということは、すなわち感性や考え方、価値観が違う場合が多いということです。そんな2人の間で「察する」ことを期待するのは危険。
相手に自分の考えが伝わっていないことを前提に、対話を積極的にするようにしましょう。よく話し、考えや意見を交換するようにすれば、少しずつ自分と違う考え方や価値観を理解できるようになりますよ。
コツ③:お金の不安は先に解消しておく
お金の不安は先に解決しておきましょう。夫婦のどちらかに借金がある、貯金がない、収入が不安定などの問題点は先んじて解決しておくことが大切。難しい話にはなりますが、先延ばしにすると大きな問題になる可能性があります。
勇気を出して不安や問題について話し合いましょう。きっと勇気を出してくれたことをパートナーは褒めてくれますよ。
歳の差結婚の注意点
歳の差結婚の注意点を最後に紹介します。歳の差結婚はデメリットや注意点も数多くあります。何も考えず結婚すると、結婚後に問題が生じる場合が多いです。結婚前に問題を先回りして潰しておきましょう。
歳の差結婚の注意点
- ・介護や定年後など先のことを話し合っておく
- ・世代間の認識や価値観のズレをあらかじめ覚悟しておく
- ・年齢ではなく1人の人間として対等に接する
一つずつ説明していきましょう。
介護や定年後など先のことを話し合っておく
介護や定年後など先のことを話し合っておきましょう。再三説明していますが、対話が何よりも大切です。将来の話をしたくないと考える場合もあるでしょうが、亡くなったときのことまで考えておきましょう。
本来、歳の差がなくても考えたほうがいい事柄ではありますが、歳の差があるならなおさら話し合っておくべきことです。年齢が高いと病気になりやすくなるので、介護や治療でお金と時間、体力を使うシーンが来た場合を想定しておくといいですよ。
世代間の認識や価値観のズレをあらかじめ覚悟しておく
ジェネレーションギャップを受け入れて前向きに考えることが大切です。どうしてもギャップは生じるもの。どれだけパートナーが若く見えても自分との年齢差は埋まりません。
差があることを恥じるのではなく、差があることをポジティブに考えて、差を楽しむようにしてみましょう。パートナーが自分にない一面を持っていたら、負い目を感じるのではなく、楽しんでください。
対話を忘れず、しっかり年齢差と向き合うことでより2人の絆は深まるでしょう。
年齢ではなく1人の人間として対等に接する
意外と難しいのが、年齢ではなく1人の人間として対等に接することです。年齢が下だからと甘やかしたり、年上だからといって過剰にへりくだったりしないようにするのが大事。
結婚する以上、相手はパートナーです。互いに尊敬はするべきですが、服従や支配をしてはいけません。適切な距離感で相手を尊重し、良いバランスの関係を築けるように意識しましょう。
時にパートナーが不誠実だったり、よくないことをしたりする場合は年上でもきちんと叱ることも愛ですよ。
まとめ:結婚では歳の差はあまり気にしなくていい!
結論として、結婚では歳の差はあまり気にしなくて大丈夫です。年齢差が大きい夫婦も全体の10%以上いることから、もう年齢差を気にして結婚を考え直す時代ではありません。
むしろ、歳の差結婚をする上でどう生活を進めるか、といった観点で話をしていくほうが良いでしょう。
歳の差結婚を成功させるコツは下記です。
- ・将来の話をしっかりする
- ・対話を怠らない
- ・お金の不安は先に解消しておく
歳の差結婚の注意点は次の通り。
- ・介護や定年後など先のことを話し合っておく
- ・世代間の認識や価値観のズレをあらかじめ覚悟しておく
- ・年齢ではなく1人の人間として対等に接する
結婚は歳の差があっても2人の人間が人生のパートナーになるだけです。あまり神経質にならず、人として互いを尊重しあえば問題ありませんよ。
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