彼氏との交際に疲れた…別れを考えたきっかけとその後の体験談
彼氏がいなくて悩んでいる人もいれば、彼氏はいるけれど交際に疲れた、別れを考えているという人もいます。「彼氏に疲れた」と感じてしまうのは、なぜなのでしょうか?
ここでは、彼氏に疲れてしまう理由と、それをどう対処したかなど、恋の曲がり角について掘り下げています。
目次
「彼氏に疲れた」と感じるときはどういうとき?
今彼でも元彼でも、一度は「彼氏に疲れた…」と感じたことがあると思います。世の中の女性は、どんなとき彼氏に疲れたと感じてしまうのでしょうか?
束縛や嫉妬が激しい
彼氏に疲れた理由第1位は、断然「束縛や嫉妬が激しい」ということです。束縛のレベルはその男性によって違いますし、嫉妬されていると感じるレベルも女性によって異なりますが、あまりにも束縛が激しいのは困ってしまいますよね。
よく聞かれるものとしては、「会社の歓送迎会なのに、男性が参加する飲み会に行ってはいけないといわれる」、「仕事の話をしていただけなのに嫉妬される」、「出かけるときはコンビニに行くだけでも連絡しないといけない」など。
仕事に関わることで詮索されたり、嫉妬されるのは仕事にならないので本当に困りますね。また怪しいことがないのにいちいち嫉妬されると、聞いているのも疲れた…と思ってしまいそうです。
口うるさい
独占欲や支配欲が強い男性は、いちいち口うるさい傾向があります。「スカートが短すぎる」、「メイクが派手すぎる」、「外食時に酒を飲みすぎる(ビール1杯までといわれる)」など、口うるさい理由もさまざまです。
口うるさい恋人というのは、女性よりも男性のほうが多い気がするのはなぜでしょうか?女性でも口うるさい人はいると思いますが、どちらかというと「ちゃんと食生活を見直して」とか、「お風呂に入って」とか、彼のことを思って口うるさくなってしまうケースがほとんどだと思います。
それに対して男性の口うるささは、彼女のためを思ってというよりも、自分の思うように、自分の型にはめたいために口うるさくしているような印象です。
自分勝手
自分勝手な彼氏にも疲れてしまいますね。デートの約束をしていたのに「気が乗らないから」と急遽中止になって外出できなかったり、食事に行くときも自分の好きなお店でないと嫌がったり。
自分勝手自体は些細なことでも、頻度が多いと積み重なって大きなストレスになってしまいますよね。「彼のわがままに疲れた…」と感じたことがある人も多いようです。わがままな男性は意外と多く、特にモテる人や遊びが好きな人ほどその傾向が強いように思われます。
暴力的
もう絶対ダメなのが「暴力的な彼氏」です。直接彼女を殴る、蹴るということはしなくても、物にあたったり、暴言を吐くこともれっきとした暴力。割合として多いわけではないと思われますが、一定数いることは否めません。
暴力を振るう彼の場合、誰にでも暴力を振るう人と、人を選んで暴力を振るう人がいます。誰にでも攻撃的なのも困りますが、「こいつになら何をやっても大丈夫」と思って暴力を振るう人は悪質です。
ネガティブ思考で愚痴が多い
精神的に嫌な疲れ方をするのが、ネガティブで愚痴が多い彼氏です。会うたびに会社の愚痴、食事に行けば出てきた料理の文句、映画を見れば「つまらなかった」など、マイナスの言葉ばかり口にする人は本当に疲れます。
ネガティブ思考は、男性だけでなく女性にも当てはまります。どんな言葉を投げかけても否定的な返事しか返さない人、何に対しても前向きになれない人…。こうした人柄に性別は関係ないので、交際前に把握しやすいかもしれません。
最初の印象とガラッと変わる男性は多い!
仲のよい友人から、交際に発展するまでの間に、ある程度相手の人柄を理解する時間があると思います。けれど、いい人だと思って付き合ったのに、いざ付き合ってみたらすごく疲れる人だった…ということも。付き合ったら豹変してしまう男性って、意外と多いようです。
穏やかな人だと思っていたのに…
ケンカをするのが嫌なので、穏やかな人と付き合いたいと思って彼との交際を決めたのに、いざ付き合ってみたらかなり頑固で面倒な人だった、というケースは少なくありません。実はキレやすい人だった、というケースもありますが、キレはしなくてもずっと無言で嫌な空気を出していたり、頑固でまったく意見を聞き入れてくれないなど、穏やかとはとても言い難い人。
口数が少ないと、穏やかな印象を与えますが、実はかなり頑固で面倒な人な場合もあるので注意が必要です。
やさしい人だと思っていたのに…
やさしいと冷たいは紙一重、気遣いができてやさしい人だと思って付き合ったのに、実はかなり冷たい人だった…というケースもあります。熱を出したからデートの約束をキャンセルしたら急に怒り出したり、付き合った途端ケチになって自分の分しか飲み物を買ってきてくれないなどということがあると、うんざりしてしまいますね。
どんな人がやさしい人なのか?ということも、人によって捉え方が違うと思いますが、「釣った魚に餌をやらない」という言葉があるように、付き合った途端やさしくなくなる男性は、少なからず存在します。
男らしい人だと思っていたのに…
このケースも意外と多いです。男らしい人だと思って付き合ったのに、ちょっと連絡しないで外出しただけで心配されて、ひどいと泣き出してしまう人もいます。ほかにも、いざとなったら決断力がない、ほかの誘惑をはっきり断ることができないなど、付き合う前にはわからなかった女々しさが露見してしまうこともあります。
「疲れる彼氏」に対する対処方法
こんな疲れる彼氏には、どう対応するのが適切なのでしょうか?これは疲れ具合やそのレベルによっても変わってきますが、対処法には大きく以下の3つがあります。
・指摘して改善してもらう
・あきらめてスルーする
・別れる
それぞれの方法について、以下に解説します。
指摘して改善してもらう
気になるけれど別れるほどではないと思っているのであれば、まずは相手に「あなたのこういうところがとても疲れるから直してほしい」と正直に話して、お願いしてみましょう。自分勝手な部分などは、話して意識してもらうことで改善される可能性があります。
とはいえ、人はなかなか自分を変えることができないので、お願いをして次の日から直る、ということはまずありません。お願いしたこちらも、根気よく彼が変わってくれるのを待つ余裕が必要です。ただ、努力している様子があればこちらにも伝わるので、努力の様子が見られるか否かで、今後のお付き合いを考えるとよいでしょう。
あきらめてスルーする
疲れるけれど我慢できる程度であれば、あきらめてスルーするのもひとつの方法です。例えば口うるさい彼氏の場合、毎回うるさくて疲れるけれど、自分のことを思ってくれているのが伝わるのなら、別れるほどではありません。耳からトンネルでも相手がしつこく言ってこないのであれば、聞き流してしまえばいいのです。
実際に、口うるさい彼氏とスルースキルの高い彼女がうまくやっているカップルは存在しますね。「自分が口うるさいので、スルーしてくれるから助かる」と自覚している彼氏もいます。「彼は口うるさいけれど、自分がのんびりしすぎていて抜けているのでちょうどいい」と思える女性もいるので、この場合はある意味ベストカップルだといえますね。
別れる
言っても変わらない、自分も我慢できないということであれば、別れて次の恋を探すのが最良の選択です。恋人との別れは辛いものですが、1番大切にするべきは自分。一緒にいて幸せだと思えない相手と時間を共にすることはありません。
たまに、「私がいてあげないとこの人はダメだから…」という気持ちで別れられない人がいますが、その気持ちを生涯貫き通せる人はほとんどいません。であれば、中途半端に情けをかけるより、すっぱり別れるほうが相手のためになる場合もあります。恋愛は義務ではないので、無理をして交際を継続する必要はないのです。
「疲れる彼氏かどうか」を付き合う前に見極めるには?
できることなら、付き合う前に疲れる人であるかを見極めて、疲れそうだったら交際は遠慮しておきたいもの。付き合う前に「疲れる彼氏になりそうか」を見極めるにはどうすればよいのでしょうか?
交際までに一定期間を設けて相手を理解する
もっとも有効なのが、付き合うまでに友人期間をある程度設けて、相手の人柄をきちんと理解することです。最近は、知り合ってから付き合うまでの期間がかなり短い傾向があるように思われます。例えば出会い系アプリで知り合った人とは、1〜2回会ってすぐに体の関係を持ってしまったり、お付き合いを始めてしまうケースが多いです。
きちんと相手を理解した上で付き合いたいのであれば、週1〜2回会う頻度で2〜3ヶ月は友人関係を深めながら様子を見たいところ。そのくらいの期間になってくると、お互いよい意味で慣れが出て、本音が出てくることが多いからです。彼の本音を感じて「付き合ったら疲れそう…」と思ったら、お付き合いはやめておきましょう。
彼の友人関係から話を聞く
難しいかもしれないませんが、もっとも有効なのが彼の友人知人から話を聞いて、相手の人となりを理解する方法です。出会い系アプリなどの場合、1対1で会うことがほとんどなので、友人と会える可能性は低いですが、紹介や仕事で知り合った人の場合は、情報を得ることができるはずです。
SNSでつながって、相手の投稿内容や志向などをチェックするのも有効。SNSでフォローしているコミュニティをこっそりチェックしたり、ネガティブな投稿をしていないかなどを確認することで、本人と接するよりも理解を深めることができるかもしれません。
会話や反応をチェック
友達以上恋人未満の関係を深める中で、相手の発言や返事に気になる部分がないかをチェックします。あれ?と思うことがあったら、交際を急ぐのではなく、なぜ疑問を抱いたのかを追求し、その疑問が解決するまではお付き合いを控えるのが賢明です。
彼氏に疲れてしまったときの3つの対処法
そのときの感情だけで別れてしまうと、後から後悔してしまうこともあります。「別れる」「別れない」を考える前に、まずは恋愛に疲れたときの対処法を試してみてください。
少しだけ距離を置いてみる
一旦距離を取ってみて気持ちを整理するといいでしょう。彼と離れてみることで自分の本音が見えてくるはずです。
自分の方からLINEや電話をせず、彼氏への返信も控えて、しばらく気持ちを落ち着かせてみましょう。離れてみたら相手の存在の大きさや、いい部分に改めて気づかされるかもしれません。
疲れてしまう原因を伝える
思いきって疲れてしまう原因を、彼に伝えてみるのもひとつの手です。無理して付き合っていてもいつか我慢できなくなるでしょう。正直に自分の行いを反省してくれる人となら、まだ付き合いを続けることができるかもしれません。
カレと一緒にいることで自分を愛せなくなるようであれば、一度お別れをして新しい人生に進んでもいいでしょう。
自分の時間を充実させる
仕事や趣味に打ち込んで、自分の時間を充実させてみましょう。おいしいものを食べる、エステに行く、好きな洋服を買うなど、自分のためだけに時間とお金を費やすのもいいですね。
新しいことを学んだり、経験したりすることで、「彼にこだわることはない」と気持ちに区切りを付けられるでしょう。
【体験談】私は彼氏に疲れたときこう対処しました!
実際に、彼氏に疲れてしまった経験がある人は、どのように対処したのでしょうか?体験談をご紹介します。
正直に「疲れた」と言ったら改善してくれた
彼は、決して悪い人ではなかったのですが、とにかく口うるさいというか、何か言い返さないと気がすまない人だったんです。料理をしていても横から口を出してくるし、言い返すと10倍返しだし…。いい加減うんざりしてしまって、「正直に言って、一緒にいると疲れてしまう」と打ち明けました。
そうしたら、彼は本当に悪気があったわけじゃなくて、思ったことをポンポンと口に出していただけだったんです。私が傷ついていたことにも気づかなかったようで、気持ちを伝えたら素直に謝ってくれました。その後も完全に治ったというわけではありませんが、私を傷つけないようにしようという気持ちが伝わってくるので、それなりにうまくやっています。
<Nさん:32歳>
一生直らないと思ったので別れた
当時付き合っていた彼は、すごくカッコよくて話題も豊富で、モテモテの人でした。付き合えることになったときは大喜びでしたが、すごく酒癖が悪くて…。飲みすぎると必ず店員やすれ違った人に絡んだり、暴力的になったりと、もう本当に大変でした。そのくせ毎日のようにお酒を飲むので、付き合いきれなくて。
それでも好きだったので、できるだけ我慢していましたが、とうとうある日私にも暴力を奮ってきたので、すっぱり別れました。モテる人なのでその後も女性に困ることはないようですが、本当に何がよかったのかな?と思います。忘れたい思い出です。
<Sさん:28歳>
同じことをやり返し続けてわからせた
彼はすごくやさしいし、私のことを大切にしてくれる人なんですが、束縛が激しいというか、嫉妬深いんですね。少しでもLINEの返信が遅いと「何やってたの」としつこく聞いてくるし、私の予定をすべて把握していないと気がすまなくて。
別れたいほど疲れるというわけではなかったのですが、これがずっと続いたら嫌いになってしまいそうだなと思って、試しに彼がしていることを鏡のようにやり返してみたんです。連絡が取れないときは何10回もLINEを送りつけてみたり、友だちと飲みに行くと言ったら「誰と行くのか全員の名前を教えて」としつこくしてみたり。
「なんでそんなに束縛するんだ!」と言ってきたので、「あなたと同じことしてるだけだけど」と言ったら、我に返ったかのように目が覚めたらしく、かなり束縛が減りました。人はなかなか変われないので、言ってわかる人でよかったなって思います。
<Aさん:28歳>
彼氏に疲れたら無理せずに自分ファーストで行動するべし
恋人と付き合っていたら、少なからず疲れてしまうことはあると思います。それは相手の態度が原因の場合もあるし、彼に素の自分を見せられないことからくる疲れかもしれません。いずれにせよ、恋愛は自分も相手も幸せを感じられることが大前提。無理をしてまで付き合う意味はないのです。
彼氏といることに疲れてしまったら、とにかく無理をして彼に合わせることはやめましょう。好きだから別れるのはいや、と思うのであれば、自分の気持ちを彼に伝えて、改善を目指しましょう。
疲れを感じながら我慢をして一緒にいても、結局最終的には別れることになってしまうパターンがほとんどです。前向きに恋を育むことができるよう、自分にとって最良の選択をしてくださいね。
実際に恋人と会う頻度やおすすめのペース、理想の恋人と会う頻度などを下記の記事で徹底解説しています。