結婚相談所の三ヶ月ルールって知ってる？

2022.02.21りほこ

結婚相談所には三ヶ月ルールというものがあります。このルール、実際に結婚相談所に登録していたりしていないと馴染みがない言葉ですよね。この言葉だけだと疑問だったり、不安に感じる方も中にはいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は結婚相談所の三ヶ月ルールについて解説していきたいと思います。

結婚相談所の三ヶ月ルールって何？

多くの結婚相談所が登録している日本結婚相談所連盟では交際期間について「三ヶ月ルール」というものを設けています。
これ、実は「お見合いから三ヶ月以内を目標に成婚を決める」と言ったものなんです。
結婚相談所の契約書において
・成婚の定義の一つ「交際期間を延長し通算6ヶ月を経過した場合（交際期間は原則3ヶ月）
と言った内容が書かれてあります。
三ヶ月ルールとは三ヶ月で結婚できる相手かどうかを見極めてください。と言った内容のものです。
つまり、交際をスタートしてから三ヶ月が経過した時点で結婚というステップに踏み切れるか、お別れするかを決めないといけないという意味でもります。
この三ヶ月は今後の人生に関わる重要な期間です。
自分の納得できる結論が出るまでしっかりとお相手を見極め、考えましょう。

交際期間は最大で六ヶ月までは延長が可能

結婚相談所には三ヶ月ルールが設けられていますが、三ヶ月と言った期間はあくまで目安やわかりやすい目標として設定してあるだけでもあるので双方の同意があれば最大六ヶ月まで延長が可能となっています。
みんな三ヶ月で本当に成婚しているの！？と中には不安になる方もいらっしゃるかもしれません。この三ヶ月ルールですが、三ヶ月経ったから絶対結婚しないといけないというわけではありません。この三ヶ月ルールに囚われてしまいあいまいな気持ちや理由で結婚を決断してはいけません。
「相手が結婚したさそうだから」「よくわからないけど三ヶ月経ったから」「ルールだから」と言っただけの感情で無理やり結婚したり決断をする必要はありません。結婚は一生の問題でもありすし、家族になるという意味合いもあります。

お見合いから成婚までってどんな流れ？

結婚相談所に登録してまだ日が浅い方や、結婚相談所に関してまだあまり詳しくない方もいらっしゃるかと思うので、ここでお見合いから成婚までの流れについてみていきたいと思います。また、どこから三ヶ月のカウントが始まるかについても気になりますよね。

お見合いってどんな感じ？

まずお見合いをするための相手を探さなくてはなりません。入会している結婚相談所の会員の中からプロフィールやお見合い写真などから気になる相手を探してみましょう。そして相手に求める条件が合えばお見合いを申し込みましょう。自分から積極的にお見合いを申し込むことで出会いのチャンスが広がりますよ。
実際のお見合いは一時間程度、相手とあってお話をします。初めの日程の調節についてなどの設定は全て専門のコンシェルジュが行ってくれます。
また、当日の服装や会話の内容についてもアドバイスをしてくれるので安心です。
そしてお見合い後のフィードバックもサポートしてくれるのでしっかりと当日のお見合いの時間を楽しみましょう。

プレ交際ってどんな感じ？

このプレ交際、仮交際と言ったりもしますが、お見合いの後にお互いに「また会いたい」となったら専門のコンシェルジュを通じてお互いの連絡先を交換して、次のデートの予定を立てたり連絡を重ねていくことができます。
そして三ヶ月ルールはお見合いの日からカウントされていきます。プレ交際の期間は「友達以上、恋人未満」と言った形でお試し期間といった意味合いが大きく、正式に結婚を前提としたお付き合いではないので、他の異性とお見合いをしたり同時にプレ交際をすることが認められています。気になるお相手とデートをしっかりして仲を深めていきましょう！

真剣交際になったら？

真剣交際のステップになると、お相手を一人に絞って結婚を前提としたお付き合いとなります。プレ交際と違って他の方との同時進行のプレ交際やお見合いが認められていません。この真剣交際のステップに進むと今後の人生を左右することにもなります。この期間でお互いのことを深く知り、しっかりと見極める必要があります。

プロポーズをする（される）

真剣交際を開始してから結婚観や夫婦生活についてお互いに確認し合い、お互いの意見があい、結婚の意思があれば男性からプロポーズとなります。三ヶ月ルールとはお見合いから三ヶ月を目安にプロポーズをしましょう。と言ったイメージになります。女性の多くは男性からプロポーズをしてほしい。や、こんなプロポーズが理想的！など望んでる方も多くいらっしゃいます。男性は結婚に対する意思が固まったら結婚相談所にプロポーズをするタイミングや方法などを相談したり計画したりしましょう。専門のコンシェルジュが貴方にあったアドバイスをしてくれるはずです。

成婚になったら？

プロポーズが決まって成功したら晴れてご成婚退会となります。成婚の前に相手のご両親に挨拶をすることが重要です。ご両親への挨拶をせずに成婚退会をすることはあまりオススメではありません。プロポーズが成功したらお互いの両親にもご挨拶をしましょう。

そもそもなんで三ヶ月ルールがあるの？

そもそもなぜ結婚相談所には三ヶ月ルールがあるのでしょうか？
それにはしっかりとした大きな理由があります。ここからはなぜ結婚相談所に三ヶ月ルールがあるかについて詳しくみていきたいと思います。

婚活に費やす時間を大切にするため

結婚は非常に大きな決断でもあるためじっくりと考えたいと言った方がほとんどかもしれません。ですが、結婚するかどうかを悩み続け中途半端に交際期間だけを長引かせてしまいお別れとなってしまうと、相手の貴重な時間まで奪うことになってしまいます。また、じっくり考えると言っても何を考えたり何を用意したらいいかがわからないと言った方もいらっしゃるはずです。ここでコンシェルジュを通して相談し、気持ちなどを整理できるのも結婚相談所の良いところでもあります。
結婚に重要なのは「タイミング」と「勢い」です。さまざまなタイミングが合わなくては結婚まで漕ぎ着けることはありませんし、プロポーズに関しては勢いも大切です！どちらかが結婚をすごくしたいと思っていてもお互いの気持ちが合ってなかったりタイミングが掴めないと結婚まで至らないこともあります。また、結婚の話をしていないと言った場合も結婚になることはありません。
恋活や婚活でよくあるのが「６年間付き合っていたけど結婚できなかった。」「彼の方に結婚願望がなくて話を切り出せずお別れになった」などといった体験談。
三ヶ月ルールがあるのはタイミングと勢いを婚活の仕組みの中に組み込んでおくと言ったイメージでもあります。
三ヶ月ルールがあることによって一定期間で決断をしなくてはならないと言った意識になりますし、その意識をお互いに持つことで婚活の時間や期間を無駄なく過ごすことができます。それに結婚相談所なら専門のコンシェルジュがお付き合いや結婚をしっかりサポートしてくれます。

結婚の意識が強い方とお付き合いをすることができる

この三ヶ月ルールですが、三ヶ月（または六ヶ月）と言った一定の期間を設けることによって結婚に対してより相手を意識することができます。一般の恋愛だと期間を設けずにじっくりと相手のことを知っていくと言ったスタンスですが、この三ヶ月ルールがあることによってその期間に相手と結婚するかを意識してお付き合いを進めることができます。
そのため、「相手のことを沢山知りたい」や「相手のことを深く理解したい」と言った意識も強く生まれるため連絡やデートをする機会や頻度が自然と増えていきます。テンポよく交流を深めることによって進展も早くなります。それに人は時間に区切りをつけることによって意識が強くなったりします。
相手と真剣に向き合うためには相手の色々な面を知りたいですよね。そのためにはたくさんデートをして、いろんな会話をしないと相手の好みや性格について知ることはできません。例えば月一回しかデートできないような相手だったり、連絡をずっと放置してきてコミュニケーションが取れないような相手と結婚ができますか？コミュニケーションがしっかりとある相手の方が今後の結婚生活も上手くいくことが多いです。
そして結婚には決断力も必要となってきます。自分だけでなく相手にも決断力は必要となってきます。まず三ヶ月ルールで決断できないようではこの先の様々な決断も決めきれず長引くかもしれません。この三ヶ月ルールの間にしっかりと相手を見極めましょう！

結婚を三ヶ月で決めて大丈夫なの？

確かに一般的な恋愛で三ヶ月で結婚を決めるのは不安だったり、それ以上に時間がかかるかもしれません。長く付き合ったけれど上手くいかなかった。や、実際に結婚の話がで始めたのは結婚する二、三か月前からだった。ということも多くあります。確かに時間をかけて相手を見極めることも大切かもしれません。ですが、どんなに交際期間が長くてもお互いに結婚に対する意識が低かったり、結婚観が合わなかったりすると結婚する可能性が薄くなったり、結婚までに時間がかかりすぎたりするかもしれません。それに一般的な恋愛の場合だと結婚の話をするのは荷が重いと感じる方も多いかと思います。ですが、結婚の話をしなければ結婚になることはありません。

結婚相談所に登録している人は結婚に対して真剣

結婚相談所の会員は「結婚に対して真剣に向き合って考えているからこそ登録した」と言った人がほとんどです。一般の恋愛だとたとえ出会ったとしても相手が結婚を意識して相手を探していたのか恋人を探していただけなのかわからないでしょう。それに結婚相手を探していたとしても「２〜３年くらい交際してから結婚したい」だったり漠然と「そのうち結婚したい」と言ったくらいの意識かもしれません。結婚に対する温度差があると結婚までに時間がかかってしまいますが、結婚相談所に登録している会員の方なら結婚に対して同じ熱量の相手と出会えるからこそ交際期間を短縮することができます。

結婚に対して真剣だからこそ結婚の話が出やすい

結婚相談所は結婚に対しての意思がある方が登録しているわけですから結婚に関しての話題もナチュラルにすることができます。よく、恋愛相談で「そろそろ結婚の話がしたいけど、重く感じられないか心配」「結婚の話をすることで嫌われてしまわないか不安」と言った内容が挙げられますが、そもそも結婚相談所に登録している男女は結婚を前提や目標に入会しているわけですからそのような悩みが生まれたり、考える必要はありません。

プレ交際のシステムで相手を見極める

プレ交際（仮交際）では複数の相手と同時進行でやりとりをすることが可能です。
真剣交際では一人としか交際できないのですが、プレ交際では同時に複数の方とやりとりができるため相手を比較しながら結婚相手を選ぶことができます。自分を大切にすることで整理がしやすく、相手の良さも伝わってきます。また、プレ交際をしている間はその相手とは結婚ができないため自分にとって良い相手がいたら「早く真剣交際に発展したい」という心理的な欲求も高まります。プレ交際の間は同時進行ができるのは相手も同じです。その点が相手と早く仲を深めたいと言った気持ちにさせます。一般的な恋愛だと同時進行でやりとりをしたら浮気となってしまいますが、結婚相談所のシステムとしては同時進行でのやりとりは可能です。

結婚相談所のメリット

結婚相談所に登録するメリットって実はいろいろあるんです。
結婚をしたい人だけが集まるから、と言った簡単な理由もありますが、それだけではありません。ここからは結婚相談所に登録するメリットを見てみましょう。

事前にプロフィールを詳しく知れる

結婚相談所では入会時に各種身分証明書の提出が必要となっています。最初のお見合いまでに相手の「年収」「身長」「年齢」「学歴」「趣味」「結婚歴」「家族構成」と言った詳しいプロフィールを知ることができます。これが結婚相談所のメリットでもあります。最初に詳しいプロフィールを知っておくことが交際期間を短縮することにも繋がります。一般的な恋愛だと相手のプロフィールや家族構成について知るまでに時間がかかったり、最近人気のマッチングアプリだと遊び感覚で登録している人と結婚を意識して登録している人と、見分けるのにも時間がかかってしまいますし、所得や独身かどうかについての証明書も提出つの義務がないため体目当てで登録している人も中にはいます。

コンシェルジュの仲介で相手の気持ちを確認できる

結婚相談所には専門のカウンセラーがご成婚までをサポートしてくれます。これまでの婚活が上手くいかなかった方はその理由についてコンシェルジュが話を聞いて解説してくれたり、アドバイスをくれたりします。恋活や婚活が上手くいかない理由について一人で悩まないで良いのでスムーズに婚活ができます。
この悩みを放置しないことは婚活にとって重要なことでもあります。
もちろん同じような失敗を繰り返さないために必要ですし、何よりプロのコンシェルジュと話し合って早期解決できることで時間を無駄にしないことにも繋がります。相手の気持ちについてカウンセラーを通して共有することができるので相手への自分の印象や、結婚観に対して知ることができます。この悩みが解決しやすい環境こそが三か月で結婚するかどうかを決断しやすい理由の一つでもあります。

三か月で見極めるポイントって？

三か月で結婚するかどうかを見極めるポイントは
・相手との連絡をこまめに取る
・デートをする頻度を増やす
ことです。この二つは知り合ってからご成婚までの距離感を縮めるためにとても大切なことでもあります。実際に関わる頻度を上げることで相手について知ることができますし、より早く「良い」「嫌だ」ということが見えてきます。
最終的に結婚相手として見れない人との交際期間を伸ばしても効率的とは言えませんし、心を健康に保つためにも良くないです。連絡や実際に会う頻度が高い方が早く自分も相手も「良い」「嫌だ」のどちらの感情かを見極めることができます。

結婚相手として見極める時のポイント

実際に結婚するとなると一緒に生活をしていかないといけません。
一緒に生活をする上で必要となってくるのが人間性やフィーリングが合うかどうか。これについて以下のポイントを見極め時に利用してみてください。
・一緒にいる時の居心地
・話し合いができるかどうか
・好き嫌いについて
・金銭感覚
・生活スタイルや働き方
・家族に対しての考え方
これは共同生活をしていく上で許容できるかも含まれてきます。結婚してから意見が合わなくて衝突ばかりしていたら疲れてしまいますよね。必ずしも好きなものが一緒の人を選ばなくても良いのです。相手の好きなものや嫌いなものが許容できるかを考えてみてください。また、生活スタイルや金銭感覚については似たような考えの方が疲れなくて良いかもしれません。そして家族に対しての考え方ですが、これから結婚後の家族像についても重要ですし、元々の自分の家族についての接し方や考え方も同じ方が生活しやすいかもしれません。