結婚年齢の平均よりも早い方が良い?出産「する」「しない」で変わる結婚適齢期
結婚年齢の平均って、結婚前の女性なら誰しも一度は気にしますよね。
若すぎる結婚も嫌だけど、子供のことを考えると高齢過ぎるのも心配です。
今回は、結婚年齢で適している平均について紹介していきましょう。
目次
女性の結婚年齢は平均より早い方が良い理由
よく世間では、女性は早めに結婚した方が良いなんて言われます。
しかし早くしたくてできるわけでもないので、本人からすれば迷惑な話ですよね。
どうして早めに結婚した方が良いのでしょうか?
ここでは、結婚する年齢は平均よりも早い方が良い理由についてまとめてみました。
結婚するタイミングを逃してしまう
若いうちに結婚しておかないと、年齢を重ねるごとに目が肥えて婚期を逃してしまうこともあるようです。
結婚は自分だけの問題ではなくなるので、よく考えてから決断するに越したことはありません。
しかし、考えすぎるあまり結婚するタイミングを逃してしまい、結果的に周りには気になる男性がいない状態になっていることも多くあります。
出産のリスクを軽減できる
最近では高齢出産も当たり前になってきていますが、それでも出産に伴うリスクは年齢とともに上がっていきます。
母子ともに健康な出産を迎えることが1番なので、体のことだけを考えるのであれば若い内に結婚しておく方が良いのかもしれません。
しかし、これもタイミングがあるので、他の人が強要できることではないですよね。
育児に励む体力がある
元気な赤ちゃんが成長すると、当然のことながら元気な子供として大きくなります。
一緒に遊ぶことも多くなり、ご飯やお風呂寝かしつけなど体力勝負が多いです。
高齢出産になれば、子供が1番元気な時期に母親の体力がついていけないなんてことも考えられますよね。
早い段階で社会復帰できる
早めの結婚は、出産する母親の社会的な立場を考えても有利に働きます。
若いときに出産していれば、頼れる上司や同僚もたくさんいる状態なので比較的休暇も取りやすいでしょう。
社内でキャリアアップしてからの出産だと、自分の代わりがいなかったりして、休暇を取るのも大変になるかもしれません。
出産「する」「しない」で変わる結婚年齢の平均
前述のように、結婚年齢を平均より早くした方が良い理由には、出産が大きく関わってくるようです。
母体の状態を考慮したり、子供の成長に合わせた生活スタイルから逆算すれば確かに結婚年齢は気にすべき項目かもしれません。
ここでは出産「する」「しない」で変わる結婚年齢について紹介していきます。
出産するなら何歳までに結婚した方が良い?
女性の出産に関して、妊娠適齢期が最近注目され多くの婚活女性も注目しています。
以下のグラフは、妊娠適齢期を見る指標の1つとして使われる生涯不妊率を年齢別に集計したデータです。
引用:1more Baby 応援団
このグラフを見ると、30歳以降が15%になり35歳以上で30%になっています。
これを見ると、生涯不妊率が一桁台の29歳までに妊娠しておく方がリスク的にも無難に見えますよね。
個人差もあり一概にこのデータが正しいとは言い切れないので、目安として覚えておく方が良いでしょう。
出産しないのなら結婚年齢は考えなくて良い?
一方で、出産しない結婚なら結婚年齢は全く考えなくて良いのでは?という意見もあるでしょう。
確かに生涯妊娠しないことが確定しているのであれば、結婚年齢の平均もタイミングも考える必要はないでしょう。
しかし、夫婦関係が良好であれば狙っていなくても子供を授かることがあるものです。
「予定はしていなかったけど出産することになった」といったケースは、夫婦関係において珍しいことではありません。
神経質になる必要はありませんが、適齢期のことを頭の片隅に入れておいた方が良いでしょう。
結婚年齢の平均から考える出産適齢期
結婚年齢の平均と出産の時期は、子供が欲しい夫婦なら抱き合わせで考える部分です。
子供を生むタイミングや体力だけでなく、子供が成長した後のことを考えたり、仕事のことも考えないといけません。
考えることが多過ぎてパニックになる前に、まずは出産適齢期について年代別に考えていきましょう。
20代での出産は安心?
20代での出産は、生涯不妊率から考えても圧倒的にリスクが低いと言えます。
確かに出産のことだけを考えれば20代で結婚する方が良いのですが、今の社会情勢や生活を考えると20代で結婚を真剣に考えるのは難しいと言えるかもしれません。
焦り過ぎて数年で離婚なんてことになると、子供の成長とともに経済的負担も大きくなりますよね。
お互いに尊重し合える中で、自分のこともしっかり考えてくれる相手なら20代でも安心した結婚生活が送れるでしょう。
30代での出産が1番多いのか?
ひと昔前では、25歳までに結婚して出産するのが主流だったのではないでしょうか?
今では、結婚年齢の平均は女性だと29.4歳とされています。
そのため30代での出産が非常に多くなり、今ではすっかり遅い出産とは言い難い年齢になってきました。
経済的にも社会的にも安定し始める時期なので、この年代が今は1番多いと言えるでしょう。
40代での出産は難しい?
高齢出産が多くなってきている中で、実は40代の初産も増えてきました。
医学の発達や妊娠ケアの質が上がってきているのもあり、40代で母子ともに健康体であることは珍しくありません。
頭ごなしに40代になったらダメ!と諦める必要はありませんが、リスクが高くなるのは確実なので、産婦人科の先生と十分に連携をとっていく必要があります。
結婚年齢の平均から見える年代別の未婚率
年々上がっている結婚年齢の平均とともに、全体の未婚率についても上がっています。
結婚する時期も大切ですが、年代別に未婚率を見ることで自分の年齢と照らし合わせて考えることができるかもしれません。
ここでは以下の未婚率の表を参考にしながら、年代別の結婚について考えていきましょう。
引用:平成27年国勢調査
【まだ安心?】20代の未婚率
20代前半の内、なんと結婚していないのは9割以上です。
そして25歳を超えると60%台に下がるので、1つの節目になっていることが分かりますよね。
一方で男性の方が女性よりも未婚率が若干高めになっているので、年上男性との結婚が多いことも分かってきます。
【そろそろ?】30代の未婚率
30代になると男女共に未婚率がガクンと下がり、半数以上が結婚している結果になっています。
それなりに社会にも馴染んで、ある程度生活が安定してくる頃かもしれません。
全体的に出産のことも視野に入れているのでは?と感じさせるデータですよね。
下記の記事も参考になりますので、気になる方は参考にしてみましょう。
【諦める?】40代の未婚率
40代に入ると、もう結婚は諦めた方が良いのでは?と感じるかもしれませんが、まだ遅くはありません。
データ的に見ても50代では未婚率が平均して5ポイント以上も下がっています。
ということは、全くチャンスがない訳ではないことがうかがえますよね「。
結婚年齢は平均を超えても焦る必要はない
結婚年齢の平均は、女性なら29.4歳ということにデータ上なってはいますが、それに振り回される必要はありません。
何故なら、平均年齢は時間と共に変わり地域や個人の生活状態によって様々だからです。
色んな事情をひっくるめた上での平均年齢なので、そのまま鵜呑みにしてしまうと自分の人生が迷走してしまいます。
まずは自分で考えて、どうしても判断がつかないときの目安として結婚年齢の平均を考えた方が良いでしょう。