年収500万円以上の人と結婚したい!は時代遅れ?結婚相手に求めること
かつて、結婚相手に求めるのは3高というのがありました。
高収入、高学歴、高身長。
結婚相手の年収は気になるところですが、今求められるものは変わりつつあります。
年収だけではない、現代の女性が結婚相手に求めるものについてまとめました。
目次
かつては年収1000万円の男性が理想だった?
年収1000万円と聞くと、咄嗟に「高年収!」と思うのではないでしょうか。
それなりに贅沢な生活をしているのでは……? と想像するかもしれませんが、そうとは限りません。
例えば、毎日残業をしてギリギリ年収1000万円だったらさほど豊かな暮らしと言えないかも。
毎日仕事に追われ、休日は寝ているだけで終わってしまう、という生活が豊かと言えるかどうかは考えてしまうところです。
また不労所得で年収1,000万円だと生活スタイルはガラッと変わります。
住んでいるところによっても変わるでしょう。
質素な家で暮らしていれば、その分生活に余裕ができるかもしれませんが、家賃の高いマンションで暮らしていれば、年収400万円の人とも変わらないかもしれません。
年収1,000万円だったとしても生活水準は人によるのです。
現在、多くの女性が求める年収500万円の相手って?
かつては結婚相手の条件として年収1000万円であることを挙げている人が多くいましたが、近年では変わりつつあります。
引用:PR TIMES
婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェンシーの調査によると、25歳から39歳の女性の2割から3割近くが結婚相手の理想の年収は「401~500万円」と答えています。
また、結婚相手に求める最低限の金額はいずれの年代でも「301~400万円」と回答しています。
結婚相手の年収額が変わりつつあるのは、女性の環境の変化によるもののようです。現在、多くの女性は仕事をしています。
25歳から44歳の未婚女性に調査したところ、6割以上の女性が結婚後も仕事を続けたいと回答しました。
以前と異なり、専業主婦を望む人が減っているのも理由のひとつのようです。夫の収入だけで生活をするわけではないので、その分、相手に求める年収は下がっているのが現在の特徴と言えるでしょう。
年収だけじゃない、経済力をチェック
一方で、年収という数字だけではなく、年収に伴う別の点にも注目しなければいけません。結婚相手の年収がよかったとしても、結婚後に予想もしない落とし穴が待っていることも。
年収以外に、相手のどのような点にチェックすると良いのでしょうか。
勤めている会社はどんな会社?
年収はもとより、相手がどういった分野、業種の会社に勤めているかを確認しましょう。
今後、どのように伸びていくのか、社会の変化に対応していける会社なのかをチェックしてみてください。福利厚生や、ボーナス、非常自体には柔軟に対応してくれるのかなど、気になる点はできるだけ確認しておくようにしましょう。
また、相手が出世を希望しているとは限りません。上昇志向であるのかどうかなどもチェックすると良いでしょう。
それによって、今後の年収がどのように変わってくるか分かるはずです。
相手の金銭感覚をチェック
年収が高かったとしても、それを景気よく使ってしまう人だと結婚相手として不安ですよね。普段の様子から、どのようなお金の使い方をしているのかチェックするようにしましょう。
金銭感覚が異なっていたり、お金を使うポイントがズレている生活に支障をきたす可能性があります。
趣味もさりげなく確認しておくとベスト。お金がかかる趣味だと、年収が高くてもそちら投資してしまう可能性が高いでしょう。
自分が稼いだお金だからと無計画に使われるのは困りますよね。
また、日常生活の金銭感覚をチェックするにはスーパーに一緒に行くのがオススメです。浪費家なのも問題ですが、ケチすぎるのも結婚後のトラブルの元に。
ギャンブルなどをやっていないかチェック
趣味を確認する、というところに通じる部分がありますが、ギャンブルをする人かどうか、チェックしてみましょう。
年収が多かったとしても、その多くのギャンブルにつぎ込むタイプだとむしろ生活が苦しくなってしまう……なんてことにも。
ギャンブルをするとしても、常識の範囲内での楽しみ方ならOK。しかし、依存していると感じられる場合や、少しでも時間があるとパチンコをしに行こうとする……という人はちょっと危険かもしれません。
結婚相手に大事なのは年収だけじゃない
女性も働くようになって、男性の年収は以前ほど重要視されなくなってきました。きちんと仕事をしていて、年収が低すぎなければ、多くの場合は許容できるようになりつつあります。
その一方で、年収以外でチェックしておいたほうが良いポイントが増えているのです。
性格が合うかどうか
性格が合うから付き合っているのではないか、という話ですが、付き合いが長くなってくると変わってくる部分も。
また、一緒に暮し始めると、それまでは気がつかなったような性格のすれちがいというのがあります。
結婚前に同棲をしない場合も、お試しで1週間程度一緒に過ごしてみて、相手の性格にイライラしてしまわないかチェックしてみましょう。
生活習慣のすれちがい
性格が合うかどうか、という点と似通った部分ですが、生活習慣の細かなすれちがいは小さなストレスとして積もり積もっていくようになります。
例えば、お風呂には夜入るか、朝入るか。食事をする際はテレビをつけるか、つけないか。
本当に些細なところではありますが、自分と違う生活習慣はどうしても気になってしまうところ。ケンカの原因になる場合もあります。
こちらについても、結婚前に一緒に過ごす時間を増やすことでチェックしておくといいかもしれません。
食の好みが合うかどうか
結婚すると当たり前ですが一緒に食事をする機会が増えます。好みが合わないとそんな毎日の食事が苦痛に。
自分の料理を食べてくれない、おいしいと言ってくれない、ということが重なると精神的負担は大きくなります。
また外食に行くとなってもなかなか入る店が決まらずに、イライラ…なんていうことも。
食事はとっても大切なポイント。好みが合うかどうか、合わない場合は自分が妥協できるかどうかを確認しておきましょう。
家族と仲良くできるかどうか
結婚は当事者同士だけのものではありません。相手の家族との付き合い方も大事に。
たまに会うだけだとしても、それが数十年単位の付き合いになってくるとひずみが生まれてきます。自分が相手の両親とうまくやっていけるのか十分に確認しましょう。
もちろん、相手が自分の家族とうまくやっていけるのかも忘れずに確認しておいてください。
相手が自分の家族とうまくやっていけないことが原因で、自分が家族と不和に……という可能性もあります。
結婚相手は年収以外に大切なことはたくさんある
結婚相手の年収がどのぐらいの金額なのか……というのは一緒に生活をしていく上でとても大切です。子どもが生まれれば、自分が仕事できない期間ができ、相手に頼ることにもなるので譲歩できないポイントでもあります。
しかし、結婚するときに大事なのは相手の年収だけではできません。
さまざまなポイントが重要になってくる結婚。
結婚相手として、年収はひとつの要素に過ぎないということを忘れないようにしてくださいね。