結婚前に同棲するメリット・デメリット
二年以上続いたパートナーとの交際に終止符を打ったのは、まだ新型コロナウイルス感染症、COVID-19に対して日本全体がまだまだ楽観視をしていた頃だった。
交際は終わったが、この状況下での同棲解消は難しいと判断し、止むを得ず4月中旬現在の今でも同居そのものは続いている。
目次
結婚前の同棲から同居へ変わり気づいたこと
同じ屋根の下での生活は継続されてはいるものの、もう恋人というラベリングがされていない二人には何とも言い難い奇妙な空気が流れているのは想像に容易いだろう。
もっと奇妙なのが、恋人での“同棲”よりも、友人以下としての“同居”のほうがラクだと感じる瞬間が多々あることだ。
不幸中の幸い、なのか。
それさえもよく分からない。
良くも悪くもフラットな状態である今、結婚前に始めた(しなかったけれど)同棲生活を振り返ると、同棲のメリットとデメリットが嫌なほど浮き彫りになった。
結婚前に同棲するデメリットは多い
先ず、デメリットから。
何と言っても、セックスの回数が減る。
本当に減る。
様々な恋愛メディアの記事にも記されていて、「またかよ!」という声も想像できる。
でも、声を大にして言おう。
結婚前に同棲するとセックスの回数は減る。
しかも、突然減るのではなく、徐々に減少の一途を辿るのだから質が悪い。
気がつけば、崖の端に追いやられているようなものだ。
他にも思い浮かぶデメリットは山のように挙げられるが、解説をするとキリが無いのでザっと羅列すると……。
などだ。
簡単にまとめるなら、『異性として見れなくなる』だ。
結婚もしていなければ、子供がいるわけでもないのに、互いにそういった見方になってしまうのは、悲しいことこの上ない。
結婚前に同棲するメリットが少ないのではなく減っていく
逆にメリットを挙げるとなると……あくまでも私の主観だが、家に迎え入れてくれる人がいる。
生活費が1/2で済む。
家にいる時の話し相手になってくれる。だ。
「え?これだけ?」と思われたかもしれないが、メリットを挙げられるだけマシとも言える。
何故なら。デメリットが勝ってしまった為、彼氏との別れを選んだのだから。
「Stay home」の風潮もあり、今回の疫病流行での同棲を検討しているカップルも少なくない。
しかし、一時の寂しさを埋めようとする前に一度冷静になり、今の地続きである先の生活を見据えてみてほしい。
居心地の良い楽園になることもあれど、感情の昂りで始めた同棲生活は途端に地獄となる例はごまんとある。
それは他人事ではなく、いついかなる時も自分事なのだ。