すぐにできる骨盤の歪みチェック&日常生活に役立つケアグッズ
体の中心に位置している骨盤の歪みは、体全体に悪影響を引き起こす原因になりかねません。
わざわざ病院や整体院に行って確かめなくても、セルフチェックでもどのように骨盤が歪んでいるか確かめることは可能です!
ここでは骨盤の歪みが分かるセルフチェック方法と共に、生活習慣でついやりがちな骨盤の歪みを起こす原因、さらに骨盤をサポートする動きやグッズを紹介します。
目次
簡単にできる!骨盤の歪みチェック
骨盤の歪みは自分でも簡単にチェックできます。
ここでは骨盤の歪みのセルフチェック方法をいくつかご紹介します。
以下のセルフチェック方法を元に、骨盤がどのように歪んでいるかを確認してみましょう。
骨盤の前後の歪みをチェック
骨盤の前傾・後傾をチェックする方法は以下の通りです。
①まっすぐ立って壁に後頭部・背中・かかとの3点を付ける
②こぶしを腰と壁の間に入れる
こぶしが壁と背中の間に入る場合は骨盤が前傾しており、反り腰の状態になっています。
対して壁と背中の間に手のひらも入らない場合は、骨盤が後傾しています。
骨盤の開きの歪みをチェック
骨盤が開いているかどうか、左右に歪みがないかどうかをチェックする方法は以下の通りです。
①あおむけにまっすぐ寝ころび、体の力を抜く
②両足のつま先の角度をチェックする
骨盤が正しい位置にある場合、左右のつま先は80~90度位に開いています。
左右のつま先の角度が小さすぎるまたは大きすぎる、さらに左右で傾きが違うなどの場合は、骨盤が歪んでいる証拠です。
骨盤全体の歪みをチェック
骨盤全体にどんな歪みがあるのかをチェックするには、以下の方法がおすすめです!
①立った位置のまま目を閉じて30秒間足踏みを行う
②30秒後、元の位置から離れているかどうかをチェックする
もしも元の位置より前に進んでいたら骨盤の前傾、後ろに下がっていたら骨盤の後傾の歪みがあります。
また元の位置より左に動いていたら骨盤が左に傾いており、右に動いていたら右に傾いているサインです。
さらに元の位置から大きな動きはないものの両足のつま先が左右に傾いていた場合、骨盤が傾いていた方向にねじれています。
骨盤が歪みやすい原因や生活習慣とは
骨盤の歪みには前後の傾きから左右の傾きさらにねじれまで、さまざまな種類があります。
人によって骨盤の歪みが異なるのは、日常的に行っているクセや生活習慣が深く関係しています。
セルフチェックで骨盤の歪みを発見したという方は、以下のようなクセや生活習慣を行っていないか今一度確認してみましょう。
姿勢の悪さ
骨盤の歪みは姿勢の悪さが原因で引き起こされることもあります。
普段から猫背がちという方や、パソコンを覗きこむ姿勢でデスクワークを長時間行うという方は、骨盤が後傾する原因です。
また仕事やプライベートでヒールをよく履く方は体重が前にかかりやすく、骨盤が前傾する原因になります。
姿勢が悪いままの状態が長く続くことで骨盤周辺の筋膜や筋肉のバランスを崩し、骨盤が歪んでいってしまうのです。
重心の偏り
姿勢の悪さが前傾や後傾の骨盤の歪みを引き起こすのに対して、重心の偏りは骨盤の左右の歪みや開きに繋がる原因です。
日常でついやってしまいがちな、荷物を片側で持ってしまうクセや同じ足で組むクセなどは、骨盤を左右に歪ませます。
また普段から脚を組んだりあぐらをかいたりする方は骨盤が開きやすく、産後の女性と同じような骨盤の歪みを引き起こします。
運動不足
日ごろから姿勢や重心の偏りに気を付けている方でも、普段運動する機会がない方は骨盤の歪みが生じます。
運動不足によって骨盤周りの筋肉や筋膜が衰えることにより、骨盤を支える筋力がなくなり骨盤が歪むのです。
骨盤の歪みを補正したいという方は、股関節周りのストレッチや腰回りの筋トレ、スポーツなどで体を動かして筋力アップするのがおすすめです。
骨盤の歪みによる主な症状
体の中心を担う骨盤が歪むことで、体には様々な負担がかかり目に見える症状が現れます。
慢性的に体の症状に悩まされている方は、もしかすると骨盤が歪んでいるからかもしれません。
肩こりや腰痛
骨盤が前傾した歪みがある場合は腰に負担がかかりやすく、腰痛に悩まされている方が多数です。
また骨盤が後傾した歪みがある場合は頭を前にだす姿勢になるため、肩こりや膝の痛みに悩まされます。
生理痛や便秘
骨盤が歪むことで女性が悩まされがちな生理痛や便秘の症状を引き起こします。
骨盤が歪むと血流やリンパの流れが悪くなって経血の量が増えたり、腰回りの筋肉が緊張すると子宮を圧迫して生理痛を悪化させます。
また骨盤の歪みは内臓の位置が下がってしまい、腸の動きが鈍くなることで便秘を引き起こす原因です。
ボディラインの崩れ
骨盤が前後左右に歪んでしまうと、ボディラインが大きく崩れてしまいます。
骨盤の歪みは下半身太りになったり胸やお尻が垂れやすくなったりと、体のコンプレックスを生みだしてしまうのです。
骨盤の開きはO脚などの脚の歪みに繋がりますし、左右の手の長さの違いや肩が左右どちらかに傾いた姿勢など、骨盤の歪みにより体のバランスが崩れているのかが目に見えて分かります。
簡単にできる!骨盤の歪み補正法&グッズ
骨盤の歪みは毎日の生活習慣やクセによって起こるため、サロンや整体で骨盤矯正を行っても生活習慣が改善されなければ再び骨盤が歪みます。
骨盤の歪みを改善するなら、まずは毎日の生活習慣や体操などを取り入れるのがおすすめです!
ここでは骨盤の歪みの補正におすすめしたい、注目の骨盤アイテムや運動法をお教えします。
「骨盤ウォーカーベルト」で骨盤を補正
「骨盤ウォーカーベルト」は着用することで骨盤を補正するアイテムです。
骨盤の開きや骨盤の傾きに対応しており、上下についた2つのベルトにより骨盤を元の位置に補正する作用があります。
上部のベルトは両手を腰に当てた位置にある腸骨をサポートし、骨盤の反りや傾きによる体形の変化を戻します。
対して下部のベルトは脚の付け根部分に位置する大転子を補正し、骨盤の開きを補正するだけでなくヒップラインを美しく保つ効果が期待できます。
また骨盤ウォーカーベルトの特徴は、ベルトの後ろには三角形の仙骨パッドが付いている点です。
この仙骨パッドによって骨盤の反りによる歪みサポートするほか、着用中は姿勢を正しく補正します。
マジックテープ式なのでしっかり骨盤を締めて使えますし、骨盤の歪み補正に効果的な体操やエクササイズと併用しながらも使用可能です。
骨盤の歪みを補正するなら1日10~30分程着用するのがおすすめですよ。
▼CamCan・Vivi・JJの読者モデルも愛用の骨盤ウォーカーベルト
「骨盤ヨガ」で骨盤補正
ヨガマット1枚敷けば自宅でも手軽にできるヨガにも、骨盤の歪みを補正するポーズがいくつかあります!
骨盤の歪み補正におすすめな以下のヨガポーズを毎日行うことで、歪んだ骨盤を補正しましょう。
猫のポーズ
1.床に四つん這いになり、両腕は肩幅に両足は腰幅に開き、腕と太ももが床と垂直になるように保つ
2.息を吐きながら、おへそを見るように頭を下げて腰を丸める
3.息を吸いながら。お尻を天井に突き出すイメージで背中を反らす、目線は上を向き胸を張る
4.2~3の動作を5~8回繰り返す
橋のポーズ
1.床の上にあおむけになって寝そべり、両足は腰幅に開いて膝を立てる
2.両手は体の両脇に伸ばし、手と足で床に押しながら腰を上げていく
3.腰を上げた状態で体の下で手を組み、太ももと床を平行に膝がかかとの真上にくるように保つ
4.あごを持ち上げて肩甲骨を締めながらゆっくり深呼吸し、30秒~1分間キープ
▼芸能人もびっくり!骨盤ウォーカーベルト
骨盤の歪みは体の不調&コンプレックスの原因に
普段の何気ないクセや生活習慣が原因で起こる骨盤の歪みは、そのまま放っておくと体の不調やコンプレックスの原因になります。
まずは自分がどんな骨盤の歪みなのかをセルフチェックし、骨盤の歪みに沿ったケア方法を実践しましょう。
骨盤を正しい位置に補正する骨盤ウォーカーベルトを使いながらケアを行えば、姿勢のクセを直しつつ骨盤の歪みをサポートできて便利ですよ!