2020年に、それでも結婚した方がいい女性って?
平成を終え令和を迎えた2019年。
事実婚が市民権を得始めたり、あえて結婚せずに子供だけを望む女性の声が目立ち始めたり、まさに結婚の多様性が非常に際立った年だったと言えよう。
来年、私はとうとう20代の節目である25歳を迎える。
一昔前であれば、“クリスマスケーキ理論”と揶揄された年齢まで残り一年を切り、どちらかというと現代的な女性的価値観を持っているとはいえ、考えることはそれなりに多い。
(クリスマスケーキ理論とは、女性の年齢が24歳を超えると男性からのオファーが質、量ともに低下するため自分の希望を下げなくてはいけなくなる。ちょうどクリスマスケーキが25日になると3割引になるように… NEVERまとめより引用)
目次
子育てに結婚は不要説
歳が近い女友達と話していると、必ずと言って結婚の話題が出る。
そのたびにこのような結論でまとまることが多い。
「自分で楽しい生活を送れるから、自分を尊重してくれない相手とは恋愛する気も、結婚する気も起きないよね」「お荷物みたいな旦那がいるぐらいなら、自分一人で子供を育てた方がいいかも」。
もちろん、働きながら、一人だけで子供を育てるのはとても難しい。
体力も経済面も、一人で工面する必要になるのは紛れも無い事実だ。
ただ、それさえカバーできれば、子育てに結婚生活は必要無いかもしれない。
例えば、ろくでもない旦那が家にいるとする。
酒を飲み、大声で暴言を吐く。
給料もたかが知れているし、隠れてパチンコもやっている。
……どうだろう?いくら情があったとしても、こういう大人が子供の近くにいたらどう影響されるだろうか?
そんな生活を過ごすぐらいなら、自分一人で子育てした方がマシと思えてしまう。
こういう主張をすると、必ずこういう反論を受ける。
「それは実家に恵まれ、金銭に余裕があるごく一部の層にしか出来ないことだ」と。
否定しないどころか、私はそれに同意する。
全員が全員こうあるべきとは言ってない。
しかし、結婚に対する価値観が変化してきた2020年だからこそ、このような新しい選択肢もある時代だと私は考える。
2020年は支え合い婚がトレンドに…?
そして、視点を変えてみれば、一人だと生活が厳しかったり、子育てを望めない男女が共になり支え合う結婚こそが、これからのスタンダードになるのではないだろうか。
事実、年収800万円を超えると結婚をした時に得れる幸福度は高くないといった研究結果も出ているぐらいだ。
喫煙以上に身体に悪いとされる孤独によるストレスも解消され、一万馬力が二万馬力になる。
そういった互いに支え合う形の結婚がこれからどんどん増えていくかもしれない。
玉の輿は減り、一方で下方婚は増えていくとも予想される。
女だから養われる、男だからひたすら支えられる。そんな時代はとうに終わりを迎えた。
さあ、2020年。
令和の時代を始めようじゃないか。